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2024年3月22日

建て替えとリフォームにおける6つの違い!どっちがおすすめ?

建て替えとリフォームにおける6つの違い!どっちがおすすめ?

間取りを変更したい、修繕のために家を改修したいと思ったら建て替えやリフォームを検討しますが、どちらにすればいいのか迷いますよね。

建て替えかリフォームのどちらがいいかは、家の状態やこれからどれくらい住み続けるかで選びます。また、予算や改修部分の範囲も考慮して決定します。まずは建て替えとリフォームの違いを確認して、将来を見越して選択しましょう。

そこで今回は、建て替えとリフォームの6つの違いを紹介します。それぞれのメリットとデメリットや、建て替えとリフォームの判断基準についても解説していますので参考にしてください。

目次
  1. 建て替えとリフォームの違い
    1. 定義
    2. 間取り
    3. 坪単価
    4. 工事費用
    5. その他の費用
    6. 工期
  2. 建て替えのメリット・デメリット
    1. メリット
    2. デメリット
  3. リフォームのメリット・デメリット
    1. メリット
    2. デメリット
  4. 建て替えとリフォームの判断基準
    1. 建て替えがよいケース
    2. リフォームがよいケース
  5. まとめ

建て替えとリフォームの違い

建て替えとリフォームは、間取りの自由度やかかる費用が異なります。建て替えとリフォームで悩む場合は、2つの違いを確認して、予算内で希望の改修ができるほうを選択しましょう。

定義

建て替えとは、既存住宅を基礎も含めてすべて壊し、新たに建て直すことです。すでに家が建っているため、どの既存住宅でも可能に思えますが、建て替え可能な既存住宅は建築基準法で制約されています。

建て替え可能な住宅は「幅員(幅)4m以上の道路に2m以上接した土地であること」です。建築基準法が制定された1950年当初は接道義務がありませんでした。しかし、建築基準法が改正された1981 年に接道義務が制定されたため、1981年以前に建てた住宅のなかには再建築不可物件もあります。

一方、リフォームとは既存住宅の基礎部分を残して、部分的に改修することです。水回りから屋根や外壁のみを改修する部分リフォームもあれば、基礎部分以外をすべて改修するフルリフォームもあります。また、マンションなら内部をすべて解体して新しく内部を造り直すリノベーションもあります。

間取り

基礎部分を壊す建て替えと基礎部分を残すリフォームでは、間取りに対する制約が異なります。

基礎部分まで壊す建て替えは、間取りを新しく設計することが可能です。基礎部分を壊すならほぼ新築と同様ですので、既存住宅の間取りとまったく異なる家づくりもできます。

一方、基礎部分を残すリフォームは間取りに一部制約があります。リフォームは間取りを大幅に変えるのは困難なため、建て替えと比べると自由度は低めです。

坪単価

坪単価は建て替えとリフォームで異なるほか、エリアや住宅メーカーのグレードにも左右されます。群馬県における建て替えの工事坪単価の目安は、大手高級ハウスメーカーであれば1坪あたり60万円〜100万円が必要です。

リフォームは築年数によっても費用が大きく変動するので、坪単価から費用を逆算することが難しくなっています。そのため、あくまでも全国区での目安となりますが、1坪10万円〜73万円が相場です。

このように建て替えとリフォームでは、坪単価とその算出条件が大きく異なります。一般的には建て替えの方が高額となることが多く、同じ面積の住宅でも、2倍ほど坪単価が変わるケースもあります。

工事費用

工事坪単価でもわかるように、工事にかかる費用はリフォームよりも建て替えのほうが高くなります。たとえば、群馬県における戸建フルリフォーム工事費用の相場が750万円〜1,000万円に対し、建て替えは全国平均で3,200万円前後かかります。

工事内容によって差があるため、それぞれの費用幅になっていますが、建て替えは新築同様ほどの費用がかかると把握しておきましょう。

その他の費用

リフォームは主に工事費用のみですが、建て替えは工事費用以外の費用もかかります。

まずは、建て替えのための解体費です。解体費は既存住宅の面積と構造によって異なります。群馬県における木造住宅の解体費相場は、1坪あたり3万円〜5万円です。鉄骨造なら4万円〜5万円、鉄筋コンクリート造なら5万円〜7万円ほどかかります。

たとえば30坪の既存住宅を解体する場合、木造なら90万円〜150万円、鉄骨造なら180万円〜150万円、鉄筋コンクリート造なら150万円〜210万円です。このように、頑丈な構造ほど解体費用が高くなります。また、解体費に加えて、解体したものを廃棄する費用も加わります。

また、リフォームは工事中以外の部屋で生活することもできますが、建て替えの場合は仮住まいの用意が必要です。親戚や知人宅でお世話になる場合は別ですが、マンスリーマンションなどを借りる場合は、別途住居費を用意します。また、どちらの仮住まいパターンの場合でも、引越し費用が必要です。

解体費・廃棄費・引越し費用・仮住まい費用に加えて、建て替えは新築同様に登記や地鎮祭などの諸費用もかかります。さらに設計費・付帯工事費・地盤調査費・不動産取得税・印紙税など、建て替えは基本の工事費以外にもさまざまな費用がかかることを覚えておきましょう。

工事費以外は基本的に費用が発生しないリフォームですが、工事の規模によっては追加の費用がかかります。フルリフォームの場合で、すべての部屋を同時進行する場合は、引っ越しや仮住まい費用が必要です。

工期

建て替えは解体や登記などリフォームにはない工程があるため、工期は長めです。リフォームが1ヶ月〜5ヶ月の工期に比べて、建て替えは3ヶ月〜8ヶ月かかります。

工期の長さによって、住居費など工事費用以外の費用が工期に応じてかかるところに注意しましょう。

工期以外にも、工事開始までの打ち合わせ期間も異なる可能性があります。建て替えなら新築と同じように間取りからすべて決める必要があるため、リフォームよりも打ち合わせ期間が長くなりがちです。

建て替えのメリット・デメリット

建て替えとリフォームの違いを確認すると、それぞれのメリットとデメリットが見えてきます。まずは建て替えのメリットとデメリットを確認しましょう。

メリット

建て替えの大きなメリットは、間取りの自由度が高いところです。建て替えは基礎部分も壊すため、既存住宅の間取りに左右されません。

リフォームでも大きな間取り変更が可能な場合もありますが、建て替えよりもかえって工期や費用がかかる場合もあります。大幅に間取り変更をしたい場合は、建て替えがおすすめです。

間取り以外にも、建て替えは耐震性や断熱性に関わる施工のしやすさがメリットとして挙げられます。耐震や断熱以外にも、バリアフリー化や省エネルギー化などの要素を取り入れたい場合も、建て替えで対応する方が効率的です。

「群馬セキスイハイム」であれば、環境性能・安心性能・快適性能を兼ね備えた住宅への建て替えが可能です。建て替え後は、2年間に3回の定期点検、その後はお引渡し後5年目以降、5年ごとに無償で定期診断を実施しているため、建て替え後も長く快適に住み続けられます。

デメリット

建て替えは新築同様の費用がかかるところがデメリットです。また、接道によっては建て替え不可となる場合や、今よりも狭い家になる場合もあります。

しかし、間取りの変更度合いによっては、費用はフルリフォームのほうがかかる場合もあります。よって、どんな仕様でも建て替えのほうが費用がかかるわけではありません。また、建築基準法によって建て替え不可の場合でも、隣の敷地を買い取ったり建て替えできる土地にしたりすることで、可能になるケースもあります。

建て替えしたいが可能かどうか判断しづらい場合は「群馬セキスイハイム」に相談しましょう。「群馬セキスイハイム」にはあらゆる分野の専門スタッフがサポートしてくれます。プロの目で的確にアドバイスしてくれるため、安心して工事を進められます。

これまで多くのお客さまの家づくりを経験してきたからこそできる、将来を見越した提案をしてくれるところが魅力です。

また、地域密着のフォロー体制によって、エリアならではの悩みにも対応してくれます。困りごとがあっても24時間365日サポート窓口で受け付けているため、いつでも気軽に相談できます。

リフォームのメリット・デメリット

次にリフォームのメリットとデメリットを見ていきましょう。おもに、費用と間取りがポイントになります。

メリット

リフォームのメリットは建て替えよりも費用を抑えられるケースが多く、工期も短いところです。

リフォームは改修したい箇所を部分的に工事できるため、予算を組みやすく費用を抑えられます。部分的なリフォームであれば、仮住まいを用意する必要もありません。

また、建て替えほどの工期はかからず、打ち合わせの回数も建て替えよりも少ないところもメリットです。工事は最短で1日〜数週間ほどで完了する場合もあります。しかし、フルリフォームの場合はさらに工期が長くなる場合があるため、事前の確認が必要です。

デメリット

リフォームは基礎部分を残すため、大きな間取り変更は困難です。また、リフォームの内容によってはかえって高額になる場合もあります。

リフォームは現在の基礎をそのまま残すため、間取りの変更には限度があります。希望の間取りがある場合は、事前に変更可能かを確認しておきましょう。

構造によっては壁の移動ができないケースもあります。リフォームは建築会社の技術によっても大きく左右されるため、建築会社選びは重要です。

「群馬セキスイハイム」は新築一戸建てや分譲住宅だけでなく、リフォームにも力を入れています。快適性やデザイン性を考慮したプラン設計だけでなく、工事中のケアやリフォーム後のアフターサービスまで、細やかなケアがあるところが魅力です。

リフォームには基礎部分以外をすべて改修するフルリフォームもあります。フルリフォームのように改修範囲が広い場合は費用が高額です。また、地盤・土台・柱などが傷んでいる場合、腐食やシロアリ被害がある場合など、間取り変更などの改修以外に必要な工事があれば、想定外の費用が必要になるケースもあります。

建て替えとリフォームの判断基準

建て替えとリフォームどちらで工事するかは、これからも長く住み続けるのか、改修はどれくらいの規模を行いたいのかで判断しましょう。建て替えとリフォームで悩む場合は、費用の違いも重要ですが、これからの住み方や家族構成の変化など、将来を考えて選択するよう心がけます。

建て替えとリフォームの判断に迷う場合は、建築会社に相談しましょう。プロのアドバイスを受けることで、工事の方向性が明確になります。

建て替えがよいケース

これからも長く住み続ける場合、後の世代に家を引き継ぐ場合は、建て替えがおすすめです。建て替えは新たに建て直すため、最新の技術で建築できます。耐震や耐熱強化もできるため、快適で安心して過ごせる家づくりが可能です。

また、地盤・土台・柱などに傷みや腐食がある場合、リフォームだと高額になります。リフォームで高額になるなら、建て替えのほうがおすすめです。

大掛かりな間取り変更を希望する場合や、バリアフリー化や省エネルギー化を求める場合も、リフォームでは対応できなかったり工事費用が高額になったりするため、建て替えをおすすめします。

リフォームがよいケース

家を引き継ぐ家族がおらず、あとどれくらい住み続けるか不透明な場合は、リフォームがおすすめです。最低限必要な部分のみを改修すれば、費用を抑えられます。

また、耐震性や耐熱性が備わっており、大きな傷みや腐食も見られない場合も、部分的なリフォームで十分です。しかし、家族構成が変わって大掛かりな間取り変更が必要、増改築の必要がある場合は、建て替えと費用を比較しましょう。建て替えのほうが安くなる場合もあります。

まとめ

建て替えとリフォームで迷った場合は、これからも長く住み続けるのか、どれくらいの規模を改修したいのかで判断しましょう。次の世代にも家を引き継いでいきたいなら建て替え、必要な改修が部分的ならリフォームがおすすめです。

建て替えやリフォームのご要望は「群馬セキスイハイム」にお任せください。「群馬セキスイハイム」では、各分野の専門スタッフがワンランク上のプランニングを提供します。営業・設計・工事監督・インテリア・エクステリアがひとつのチームとなり、お客さまの想いに寄り添います。

ご要望を細かく伺い、将来のライフプランを見据えたうえで、お客さまに最適なプランを提案いたしますので、安心してお任せください。工事完了後のアフターサービスも充実している「群馬セキスイハイム」に、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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