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2024年3月22日

家を建てるにはいくらかかる?必要な費用や手順を解説

家を建てるにはいくらかかる?必要な費用や手順を解説

家族とのマイホーム生活は憧れますよね。家を建てるには土地をすでに持っているのか、土地購入から必要なのかで費用が異なり、土地費用はエリアによってさまざまです。また、建築費用や付帯工事費などは、どんな家をどの建築会社に依頼して建てるかで変わります。

そこで今回は、土地を持っている「土地あり」の場合と、これから購入が必要な「土地なし」の場合に分けて、それぞれ必要な費用を解説します。また、家づくりを計画する際の手順も紹介しています。家を建てる際のポイントもぜひ参考にしてください。

目次
  1. 家を建てるにはいくらかかる?
    1. 土地ありの場合
    2. 土地なしの場合
  2. 家を建てる際に必要な費用の内訳
    1. 土地費用
    2. 建築費用
    3. 付帯工事費
    4. 諸経費
  3. 家を建てる手順
    1. 1.家のイメージづくり
    2. 2.土地選び
    3. 3.建築会社選び
    4. 4.契約
    5. 5.着工
    6. 6.完成・引き渡し
  4. 家を建てる際のポイント
    1. スケジュールに余裕を持った計画を立てる
  5. 無理のない資金計画を立てる
  6. まとめ

家を建てるにはいくらかかる?

家を建てるには、土地購入に関わる費用と住宅本体に関わる費用がかかります。土地購入から必要な場合と、すでに土地を持っている場合の費用をそれぞれ紹介します。

土地ありの場合

すでに土地を持っている場合は、住宅を建てる費用のみで済むため、土地も含めて注文住宅を購入する場合よりも費用がかかりません。

住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」によると、群馬県で注文住宅のみローンを組んだ場合の建築費用は、平均3,346万円です。

土地なしの場合

土地購入も含めて家を建てる場合は、土地購入費用も必要になります。住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」による、群馬県の注文住宅の建築費用は平均3,029万円です。この費用に加えて土地取得費用がかかります。土地費用は、エリアによってさまざまです。

土地取得も必要な場合、家を建てるのに必要な費用は建てるエリアによって異なります。どんな家に住みたいのか、どのエリアに住みたいのか、要望と予算のバランスを考えて決める必要があります。

土地購入も含めて住宅を建てる場合は、優先順位を整理してから詳細を決めましょう。とくに、エリアと建物のどちらを優先すべきかは非常に需要です。住宅購入を進める前に、家族で意見を合わせておきましょう。

家を建てる際に必要な費用の内訳

家を建てるのに必要な費用は、土地費用・建築費用・付帯工事費・諸経費です。諸費用を予算に含めず考える方も多いですが、想像よりかかる場合もあるため、家を建てる費用に含めて予算を組みましょう。

土地費用

土地費用は坪単価で算出され、エリアによって大きく異なります。坪単価とは1坪あたりの建築費用のことで、1坪は約3.3㎡です。

土地の坪数は㎡×0.3025で算出します。たとえば、200㎡の土地で坪単価15万円の場合の土地費用は以下のとおりです。

200㎡×0.3025=60.5坪
60,5坪×15万円=907.5万円

建築の予算が決まっている場合は、土地費用がどれくらいかかるか事前に把握しておきましょう。土地費用が高くなると、住宅の費用を下げて予算を合わせなければいけません。

事前に希望エリア周辺の坪単価を調べておき、希望面積の土地を購入するにはエリアごとにいくらになるのか、確認しておくのがおすすめです。

建築費用

建築費用とは住宅本体を建てる費用です。庭の外構工事費用や水道管の引き込み費用などは、一般的に建築費用には含まれず、次に紹介する付帯工事費用に含まれます。

建築費用は依頼する建築会社や住宅の仕様によって変わるものです。予算にこだわるのか、あるいはデザイン性や住性能にこだわるのか、重視しているポイントを叶えてくれる建築会社に依頼することが大切です。

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住宅本体の費用は、構造によっても異なります。住宅構造は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の3つです。

3つのなかでは木造が一番安く、鉄筋コンクリート造が最も高くなります。ただ、木造でも仕様にこだわれば高くなるため、木造にすると建築費用を抑えられるとは言い切れません。

また、延べ床面積が同じでも、家の階数によっても費用が異なります。平屋建てと2階建てなら、平屋建ての方が高くなる傾向です。

それぞれが同じ延べ床面積の場合、平屋のほうが屋根や基礎の面積が広くなります。屋根と基礎の工事費用は建築費用の多くを占めるため、面積が広くなるとその分建築費用のトータルが高くなります。

また、2階建てよりも3階建ての方が高くなる傾向です。3階建ては安全性を確認するために、構造計算書の提出が義務化されています。また、耐火性の高い材料を使うなどの制約もあるため、構造計算の検査費用や地盤強化費用、性能の高い材料費用が別途必要です。

このように、建築費用は、建築会社・仕様・構造・階数などによって異なります。

付帯工事費

付帯工事費とは、地盤工事費・外構工事費・屋外給排水工事費のことを指しており、建築費用の20%程度かかります。

地盤工事は、建築するエリアによって高額な費用が必要になることもあるため、事前確認が必要です。屋外給排水工事費は、ハウスメーカーによって建築費用に含まれる場合もあります。

工事の安全を願う地鎮祭も付帯工事費にあたります。そのほか、建築会社によっては設計費が必要です。一般的に、工務店やハウスメーカーなら建築費用の5%程度、設計事務所では10%〜20%程度かかります。

諸経費

諸経費の具体例としては、火災保険や地震保険、不動産会社の仲介手数料、住宅ローンを組むための支払手数料などがあります。

諸経費は、保険会社やローンを組む金融機関によってかかる費用は異なりますが、建築費用の10%程度必要です。

家を建てる手順

家を建てる手順は6工程に分かれ、すべて完了して入居するまでには1年程度かかるのが一般的です。スムーズに進むよう、あらかじめ手順を把握しておきましょう。それぞれの工程の目安期間も紹介します。

1.家のイメージづくり

まずは家のイメージづくりをします。イメージづくりは、後の土地選びや建築会社選びの基準となるため非常に重要です。イメージを整理して資金計画を立てるには、1か月〜3か月程度かかると見越しましょう。

具体的に整理しておくと、手順は次のとおりです。

1. 情報収集で希望を具体化する
2. 希望を整理して優先順位を決める
3. 住宅展示場に訪れてイメージをまとめる
4. 求める条件・希望・予算・エリアなど全体像を固める

とくに、住宅展示場は希望を整理してから訪れましょう。住宅展示場は、各ハウスメーカーのハイグレード仕様で建てられた家が多く並んでいるため、希望がまとまっていない段階からこうした魅力的な家を見てしまうと、優先順位が決めづらくなりがちです。

住宅展示場は、希望を具体化するとどうなるのかのイメージ固めや、求める条件に合う建築会社探しのために利用しましょう。

イメージが整理できたら、以下の手順で資金計画を立てます。

1. 土地費用・建築費用・付帯工事費用・諸費用をおおまかに計算し、必要な費用を把握する
2. 自己資金はどれくらい用意できるか確認する
3. 借りられる住宅ローンの総額を確認して月々の返済額を知る
4. 住宅ローンをシミュレーションする

住宅ローンは月々の返済額を確認するのが重要です。返済が始まっても家計が圧迫しないかを確認しましょう。また、ボーナスでの返済は計画しないのがおすすめです。万が一ボーナス額が減った場合に、返済が滞ってしまいます。

また、こうした計算は難しく、多岐にわたる知識を必要とします。自力での算出が困難なときは、ハウスメーカーに相談するのもよいでしょう。

2.土地選び

土地選びと建築会社選びの目安期間は、人によってさまざまです。建築会社選びを合わせると3か月程度必要になりますが、子どもの学校関係や職場までの距離など、すでにエリアが絞られている場合が大半です。

住むエリアに制限がなく、新たに土地探しを始める場合は、以下の手順で行いましょう。

1. 土地選びの期限を決める
2. エリアの希望を絞り、インターネットなどでエリア情報を収集する
3. 実際に足を運び、周辺状況を含めて確認する
4. 土地の敷地条件を確認する
5. どのような家が建てられるか、敷地を調査する

土地選びが長期化しないよう、期限は最初に決めておきましょう。また、土地選びと建築会社選びは並行して行うとスムーズです。

群馬で土地探しから家づくりをお考えの方は、群馬セキスイハイムにご相談ください。お客様の土地探しを、便利なツールとプロの目線でサポートします。

3.建築会社選び

土地選びと並行して、希望条件に合う建築会社を選びます。条件はあらかじめ3つほどまでに絞ってから、具体的に比較しましょう。

住宅展示場は建築会社の特徴を比較しやすく、そのまま相談もできるためおすすめです。住宅のことに加えて、土地選びについても相談してみましょう。

4.契約

土地と建築会社が決まったら、間取りや設備など具体的な内容を打ち合わせます。打ち合わせは複数回必要になるため、契約までは3か月〜6か月程度必要です。家のイメージづくりのところでしっかりイメージを固められていれば、スムーズに進められます。

契約前の手順は次のとおりです。

1. 家づくりの優先順位を再確認する
2. 建築会社と希望を具体化させていく
3. 見積書と予算を照らし合わせ、調整して間取りや設備を最終決定する

続いて、土地購入の場合は土地売買契約を締結します。

1. 土地の重要事項の説明を受ける
2. 気になる点があれば確認する
3. 土地売買契約を締結する
4. 手付金を支払う
5. 残金の支払い方法を定めて決済する

最後に建築請負契約を締結します。

1. 工事請負契約書・設計図書・見積書などを確認する
2. 建築請負契約を締結する

5.着工

契約が問題なく完了すれば住宅ローンの審査に移り、着工まで進みます。住宅ローンの審査にかかる期間は1か月程度で、審査が通れば直ちに着工できます。

住宅ローン実行までの手順は、次のとおりです。

1. 必要な借入金額を決定する
2. 土地費用の支払いが先行する場合は、つなぎ融資が組めるか金融機関に確認する
3. 返済プランを決める
4. 入金スケジュールを金融機関に確認する
5. 事前審査と本審査を行う
6. 審査に通れば金銭消費貸借契約を締結する
7. 住宅ローンを実行する

着工前には地鎮祭を行います。また、工事が始まる前には近隣住民への挨拶を済ませます。工事中もときどき訪れて、建築工程を確認しましょう。

6.完成・引き渡し

着工から完成までは、一般的に4か月程度かかります。完成時には立ち会いをして最終確認します。

その後、第三者機関による完了監査を受けます。不具合があった場合は修繕し、作業完了後に引き渡しです。

家を建てる際のポイント

家を建てる過程では、ひとつの工程内でいくつも決めなければいけない細かな事項があります。また、建築途中にはイレギュラーが起こる場合も珍しくありません。

問題が発生しても慌てることのないよう、余裕を持ったスケジュール計画が必要です。また、家計を圧迫しないよう、無理のない資金計画を立てましょう。

スケジュールに余裕を持った計画を立てる

スケジュールは余裕を持って計画しましょう。建築会社との打ち合わせの前にしっかりイメージづくりしていても、変更箇所やさらに話し合いが必要な部分も出てきます。

変更箇所が多くなると、その分着工までの期間が延びるため、余裕を持ったスケジュールを最初から組んでおくのが重要です。場合によっては、建築時期自体を変更するケースも考慮しておきましょう。

無理のない資金計画を立てる

スケジュールと同じく、資金計画も余裕を持つ必要があります。住宅ローンを組む際は、月々どれくらいの返済になるのかを確認しましょう。現在の家計状況を把握し、無理せずに返済していける範囲内でローンを組むのがおすすめです。

資金計画をどのように立てればいいかわからない場合は、金融機関やファイナンシャルプランナーに事前に相談してみましょう。

まとめ

家づくりは、希望やイメージをしっかり整理してから、土地や建築会社選びを進めます。複数回の打ち合わせの後に契約し、住宅ローンの審査が通れば、着工・完成・引き渡しと段階を踏むため、イメージづくりから引き渡しまでは1年程度必要です。

途中でイレギュラーな事態が発生することによって、着工までの時期が延びるケースもあります。そうしたときに慌てないよう、余裕を持ったスケジュールで計画しましょう。

群馬県での家づくりを検討しているなら、群馬セキスイハイムにお任せください。群馬セキスイハイムは販売から生産、施工、アフターサービスまで、地域密着体制でサポートしています。ぜひ、住宅展示場で高性能の住まいを体感してください。

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