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2024年2月3日

一戸建てで人気の間取り10選!決める際のコツは?

一戸建てで人気の間取り10選!決める際のコツは?

一戸建ての家を建てる際、最も気を配りたいのが間取りです。戸建ての家は、ある程度自由に間取りを設計できるため、趣味の部屋や大容量のウォークインクローゼットを設けることも可能です。

しかし、一戸建ての間取りを設計する際はいくつか注意することがあります。とくに生活導線や収納量などを意識せずに間取りを決めてしまうと、住みにくい・暮らしにくい家になってしまいます。

この記事では、一戸建てで人気の間取りのほか、間取りを決める際のポイントやおすすめの間取りを紹介します。新築・建て替えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次
  1. 一戸建てで人気の間取り10選
    1. 対面キッチン
    2. リビング階段
    3. 吹き抜け
    4. ランドリールーム
    5. サンルーム
    6. 畳コーナー
    7. ウォークスルークローゼット
    8. パントリー
    9. シューズクローク
    10. ワークスペース
  2. 一戸建ての間取りを決める際のコツ
    1. 実際の暮らしを意識する
    2. 生活導線を意識する
    3. 適切な収納量を意識する
    4. 外からの視線を意識する
    5. 子どもや老後のことを考える
    6. 家族で優先順位を決める
    7. 間取りの失敗事例を知る
  3. 目的別おすすめの間取り
    1. コミュニケーションを重視したい場合
    2. プライバシーを重視したい場合
    3. 家事のしやすさを重視したい場合
  4. まとめ

一戸建てで人気の間取り10選

まず、一戸建てで人気の間取りを紹介しましょう。一戸建ての場合、間取りはある程度自由にできます。どのような間取りにしようか迷っている方は、こちらをヒントにしてみてください。

対面キッチン

調理をしながらリビングやダイニングにいる家族とコミュニケーションを取りたい方に人気なのが、対面キッチンです。

対面キッチンは、おしゃれなキッチン・ダイニングが欲しい方にも好まれています。最近は、カウンターの延長線上にダイニングテーブルを設置したり、調理台の反対側に収納を設けたりする家庭も少なくありません。

対面キッチンは、配膳がしやすいのも魅力です。作業スペースやコンロがリビングに面しているため、できた料理をスムーズに配膳できます。導線を短くして、効率的に家事をしたい方にもおすすめです。

リビング階段

家族とのコミュニケーションを重視したい方や、空間を有効活用したい方に人気なのがリビング階段です。従来の階段は廊下に設置されることがほとんどでしたが、最近は空間の有効活用も兼ねて、リビングに設置する家が増えています。

リビングに階段を設置すると、2階に上がるときに必ずリビングを通ることになり、誰がどこにいるか把握しやすくなります。顔を合わせる機会も増えるので、コミュニケーションも取りやすくなるのがメリットです。

吹き抜け

天井の高い空間は開放感があり、居心地がよいものです。吹き抜けは、限られたスペースでも居心地のよさを高めたい方に人気があります。

1階の天井を取り払って2階と繋げることで、天井が高くなるだけでなく、より高い位置から採光できるため、家の中が明るくなるのが魅力です。ただし、吹き抜けにすると2階の居住スペースが狭くなるため、希望する場合は設計段階から各部屋の広さにも気を配りましょう。

また、1階の匂いが2階に上がりやすく、2階の物音が1階に響きやすい点も注意が必要です。1階と2階がシームレスにつながりやすいので、家族全員の生活リズムがほぼ同じ家庭に向いています

ランドリールーム

ランドリールームは、名前のとおり洗濯のための部屋です。脱衣所やサンルームと違い、洗う・干す・取り込む・アイロンをかける・畳むといった一連の作業が、ランドリールームの中で完結することから、家事負担を減らしたい方や効率を重視する方に人気があります。

これまで洗った洗濯物をサンルームに干しに行き、取り込んでリビングでアイロンをかけて畳むといった作業が億劫だった方は、ランドリールームを設けると効率的に洗濯に関わる家事を片付けられるでしょう。

サンルーム

サンルームは天井や壁に大きな窓を設けた多目的スペースを指します。洗濯物を干すスペースや、子どもの遊びスペースとして活用している家も多く、さまざまな使い方ができるのが魅力です。

サンルームを設けることは、家の断熱性アップにも効果的です。サンルームがあることで二重窓と同じような効果が得られるため、冷暖房効率が高まり、光熱費の節約につながります。

畳コーナー

全面フローリングの家が増えていますが、和の雰囲気も楽しみたいという方に人気なのが畳コーナーです。

間仕切りできる空間にしておけば、畳スペースをゲストルームにもできます。リビングダイニングの一角に小上がりとして畳スペースを設ける間取りも人気です。

ウォークスルークローゼット

ウォークスルークローゼットは、ウォークインクローゼットのように人が入れる大きな収納スペースです。「ウォークスルー」の名前のとおり、出入り口が2か所あり、通り抜けられる構造になっています。

ウォークスルークローゼットは、通路としての導線も確保しながら収納も充実させられる点が人気です。敢えてアイテムを見せて、お店のようにおしゃれな収納をしたい方にもおすすめです。

パントリー

パントリーは、キッチン横に設ける食料などを収納するスペースを指します。パントリーを設けると、たくさんの食料もすっきり収納できて、キッチンが散らかりにくいのがメリットです。

パントリーといっても、半個室型から完全個室型、オープン型と種類があるので、使い勝手のよいタイプを選びましょう。いずれのタイプでも、パントリーの中が外から見えないよう扉やスクリーンを設ける家が少なくありません。

シューズクローク

家族が増えると、靴が増えて玄関先が散らかりやすくなります。いつも玄関をすっきり整理整頓しておきたい方に人気なのが、シューズクロークです。

シューズクロークは、土間玄関に設けた広めの収納スペースで、靴以外にも部活動用品やアウトドアグッズ、ベビーカーなどが収納できます。シューズクロークに目隠しをつけておけば、来客時も生活感が隠せて便利です。

ワークスペース

コロナ禍以降、在宅で仕事をする方も増えました。それに伴い人気が出てきたのが、ワークスペースです。ワークスペースは、一般的な書斎に比べて狭い面積で設置できるのが魅力です。

ワークスペースを設けると、仕事や作業に集中しやすくなるメリットがあります。なかには、子どもの勉強スペースとして活用している家もあるようです。

仕事の様子が家族にも見えるオープンタイプは、家族とのコミュニケーションを重視したい方に適しています。生活空間と別れた個室タイプは、じっくり作業に取り組みたい方におすすめです。

一戸建ての間取りを決める際のコツ

ここからは、一戸建ての間取りを決める際のコツを解説します。家を建てるとなると、いろいろな希望を盛り込みたくなりますが、間取りを考える際は次の6つのことを頭の片隅に置いておきましょう。

実際の暮らしを意識する

一戸建ての間取りを考える際は、実際の暮らしを意識しながら考えましょう。建てた家に実際住んでみたら、思ったより部屋が狭かった・広すぎたという声がよく聞かれます。

まずは、部屋ごとにどのような過ごし方をするのか考えてみましょう。リラックスするための部屋なら、開放感がある間取りがおすすめです。作業に集中したいなら、敢えてコンパクトな部屋にするのもよいでしょう。

現在住んでいる家の間取りをチェックして、部屋ごとの広さを把握するのも間取りを考える際のヒントになります。

生活導線を意識する

生活導線を意識することも大切です。とくに家事の導線はよく考えましょう。導線が長いと、作業がしにくく非効率的です。家事効率のよい家を建てたいなら、家事導線を短くすることが重要です。

よく料理をする方は、ある程度身動きが取れる余裕がありつつ、必要なものにすぐ手が届くキッチンなら効率的に調理ができます。洗濯を効率的に行いたいなら、ランドリールームを設置するのもよいでしょう。

適切な収納量を意識する

収納の量を考えることも、整理整頓が行き届いた暮らしをするうえで欠かせません。暮らしていれば、どうしても物は増えます。収納は、たくさんあって困るものではないので、ゆとりをもたせておきましょう。

そのためには、どこに何を収納するかをイメージしながら間取りを考えることが大切です。

外からの視線を意識する

外からの視線は、住み始めてみると意外と気になるものです。道路や隣家に面した場所にリビングや大きな窓がある部屋を設けなければならない場合は、庭木で目隠しをするなど工夫しましょう。

庭木を植えるのが難しい家の場合、中庭を設けるという方法もあります。

子どもや老後のことを考える

今後成長していく子どもや、ご自身達の老後のことも考えたうえで間取りを決めるのも大切なことです。

子どもが生まれて家族が増えたときや子どもが独立した後、自分自身が年齢を重ねて体が不自由になったときなど、どのライフステージでも暮らしやすい間取りが理想です。

老後の生活を考えると、普段過ごす部屋・浴室・トイレの距離は近くすることが理想です。段差につまずきやすくなるので、バリアフリーの間取りを取り入れるのもよいでしょう。

家族で優先順位を決める

新しく家を建てるとなると、あれも欲しい、これも欲しいとなっていつまでも意見がまとまらないことは珍しくありません。

しかし、建ぺい率などの制限や、予算の都合もあるため、すべての希望を盛り込むのは困難です。そのため、間取りを決める際は、家族内で優先順位を決めておきましょう。

広いリビングが欲しい、パントリーが欲しいなど、一人ひとりの希望をリストアップしたうえで、必ず実現したいもの・できれば実現させたいもの・余裕があれば実現させたいものに分けると、優先順位が付けやすくなります。

一戸建ては一度建てたら長く住むことになるので、誰かひとりの希望が優先される間取りではなく、家族全員の希望が満遍なく詰まった家にすることが重要です。

間取りの失敗事例を知る

間取りを考える際は、間取りの失敗事例も参考にしましょう。住みやすい間取りは家族ごとに異なるため一概には言えませんが、ネットで検索してみると、さまざまな失敗事例がヒットします。

・玄関に収納スペースを設けなかったため、来客時に恥ずかしい思いをした
・収納が足りず、家の中が散らかりやすくなってしまった
・玄関からキッチンが遠く、買ってきたものを運ぶのに苦労した
・リビングが広すぎて、冷暖房の効きが悪くなってしまった
・住み続けるにつれて家電を置くスペースとコンセントが足りなくなってしまった

など、すでに家を建てた方の意見も踏まえながら、間取りを考えてみるとよいでしょう。

目的別おすすめの間取り

目的別におすすめの間取りを紹介します。どのような間取りにするか悩んだときは「どのような家にしたいか」から間取りを考えてみましょう。

コミュニケーションを重視したい場合

家族間のコミュニケーションを重視したい場合は、リビング階段や吹き抜け、対面キッチン、造作カウンターを設置するのがおすすめです。

リビングに階段を設けると、空間の有効活用になるだけでなく、家族の動きや居場所が把握しやすくなります。吹き抜けにすれば家の中が明るくなり、2階にいる家族の声も聞こえやすくなるでしょう。

リビングを向きながら調理ができる対面キッチンにすれば、いつでもリビングで過ごす家族の様子がわかります。

造作カウンターは、キッチンの機能性やデザイン性を高めるために造られるもので、子どもの勉強スペースやダイニングテーブル、収納にもなります。後付けで家具を配置するよりも統一感があるので、機能性とデザインを両立させたい方におすすめです。

子どもがいる家庭なら、子どもの顔が見やすい間取り・家族の居場所が把握しやすい間取りを意識するとよいでしょう。

プライバシーを重視したい場合

プライバシーを重視したい場合は、間仕切りで仕切れる部屋や個室タイプのワークスペース、独立型の洗面室やロフト・小屋根裏を設けるのがおすすめです。

間仕切りで仕切れる部屋を子ども部屋にすれば、成長に合わせて部屋を分けて、個室にできるのでプライバシーが保たれます。将来子どもと同居することを考えているなら、あらかじめ2世帯住宅にするのもおすすめです。共用スペース以外の生活空間が分かれているので、程よい距離を保ちながら同居できるでしょう。

扉や仕切りで区切られたワークスペースは、作業や仕事に集中しやすく、プライバシーを重視したい方にとくにおすすめです。スペースの外の様子もチェックしたいなら、小さな窓を設けるのもよいでしょう。

洗面室・脱衣所・浴室を独立型にすると、誰かがお風呂に入っているときも気兼ねなく洗面室・脱衣所が使えます。また、来客があった場合も、生活感が出やすい脱衣所に通すことなく洗面室を使ってもらえるのもポイントです。

個人の自室を設けるのが難しいときは、ロフトや小屋根裏の設置も検討してみましょう。ロフトや小屋根裏というと、はしごで上り下りする場所というイメージがありますが、最近は上り下りのしやすさを考えて固定階段を設置する家も増えています。

家族みんなで過ごすには手狭な場所ですが、そこを敢えて個人のスペースとして活用すれば、空間の有効活用にもつながるでしょう。

家事のしやすさを重視したい場合

家事のしやすさを重視したいなら、パントリーやランドリールームを設置したり、水回りを1か所に集約したりするとよいでしょう。

ストックしている食料や滅多に使わない調理器具など、キッチンの収納に収まらないアイテムを収納するのに、大型のパントリーはとても便利です。パントリーを設置する際は、家事導線上に設置するようにしましょう。

毎日の洗濯が億劫に感じるなら、ランドリールームがおすすめです。ランドリールームがあれば、一連の作業が1か所で済ませられます。「洗濯物を干すために2階に上がるのが面倒」「取り込んだ洗濯物を別の場所で畳むのが億劫」という方は、ぜひ設置を検討してみてください。

家事のしやすさを重視するなら、水回りを1か所に集約するのも効果的です。キッチン・洗面所・お風呂・トイレなどの水回りを近い場所にまとめれば、家事がしやすくなるだけでなく、掃除もしやすくなるでしょう。

最近は、家事全般に使えるユーティリティルーム(家事室)を設ける家もあります。配置場所によっては、パントリーや収納としても利用できるので、家事の効率化を重視する場合は設置するのもおすすめです。

マイホームの購入にはさまざまな形がありますが、注文住宅であれば、好みを詰め込んだこだわりの我が家が実現できるでしょう。こちらの記事では、注文住宅の種類やメリットなどを詳しく紹介しています。

まとめ

一戸建てで人気の間取りには、リビング階段や対面キッチン、ランドリールームなどがあります。家を建てる際は、あれも欲しい、これも欲しいと家族全員の希望をすべて詰め込みたくなるものですが、予算などの都合もあるので優先順位を決めて、盛り込むようにしましょう。

間取りを決める際は、家族がどのように暮らしたいかを考えながら決めることが大切です。人気の間取り・最新型の設備だからといって、すべての方に適しているとは限りません。住みやすい間取りは、家族の数だけ存在します。

また、予算の都合で希望を諦めなければならないケースもあるでしょう。そのような場合は、諦める前に信頼できるハウスメーカーに相談してみることをおすすめします。希望の内容によっては、間取りを工夫することで費用を抑えながら実現できる場合もあります。
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