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2024年6月10日

注文住宅の内装デザインで失敗しないために!決め方を徹底解説

注文住宅の内装デザインで失敗しないために!決め方を徹底解説

家づくりを検討し始めると、内装デザインにこだわりたいと思い始める方も多いでしょう。あまり深く考えずに決めてしまうと、住み始めてから後悔することになりかねません。

そこでこの記事では、注文住宅における失敗しない内装の決め方を紹介します。内装デザインを決めるコツや実際のデザイン例も解説しますので、注文住宅の内装で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

目次
  1. 注文住宅の内装の決め方
    1. 多くの施工事例を参考にする
    2. モデルハウスを見学する
    3. 家族で話し合って意見をまとめる
    4. 建材や色を決める
    5. 設備を決める
    6. 照明を決める
    7. 家具やインテリアを決める
  2. 注文住宅の内装デザインを決める際のコツ
    1. サンプルで色味や素材感を確認する
    2. アクセントを増やしすぎないようにする
    3. 機能性も重視する
  3. 注文住宅の内装デザイン例
    1. モダンテイスト
    2. ナチュラルテイスト
    3. シンプルテイスト
    4. 北欧テイスト
    5. 和テイスト
  4. 注文住宅の内装をおしゃれにするには
    1. 色数を絞る
    2. 本物の素材にこだわる
    3. 照明の色にこだわる
    4. 遠近感を意識する
    5. トータルコーディネートを意識する
    6. プロに相談する
  5. まとめ

注文住宅の内装の決め方

多くの方が行っている注文住宅の内装の決め方は、以下のとおりです。

● 多くの施工事例を参考にする
● モデルハウスを見学する
● 家族で話し合って意見をまとめる
● 建材や色を決める
● 設備を決める
● 照明を決める
● 家具やインテリアを決める

それぞれ詳しく見ていきましょう。

多くの施工事例を参考にする

内装デザインを決める際、まずはさまざまな施工事例を見て、自分の好みに合うスタイルを見つけましょう。スタイルが明確になると、全体のコーディネートがしやすくなり、統一感のあるおしゃれな空間を作り上げることが可能です。

モダンやナチュラル、和風、アメリカンなど、内装のスタイルは多岐にわたりますが、最初は幅広くチェックするとよいでしょう。事例を確認する際は、SNSや住宅雑誌、メーカーのウェブサイトなどを活用するのもおすすめです。

好みの施工事例が見つかったら、画像を保存したり、リンクをメモしたりすると見返す際に便利です。集めた情報をもとに相談すれば、理想の内装が具体化しやすくなるでしょう。多くの事例を参考にすることで、内装デザインの選択肢が広がり、納得のいく家づくりができます。

モデルハウスを見学する

住宅展示場のモデルハウスを訪れることは、内装デザインの決めるうえで有益です。複数のハウスメーカーや工務店が提供する実際の住宅を見学することで、最新のデザインや設備を直接確認できます。

カタログやインターネットで見るだけではわからない、実際の質感や空間の広がりを体感できるのが大きなメリットです。各メーカーが提案するトレンドや独自の工夫を目の当たりにすることで、自分の理想とする内装のイメージがより具体的になるでしょう。

また、モデルハウスを見学することで、設備の使い勝手や配置の工夫など、実際の生活をイメージしながら確認できるのも利点です。気に入ったデザインやアイデアを取り入れたり、比較したりすることで、自分に適した内装デザインを考えやすくなります。

見学の際は、事前に見たいモデルハウスをリストアップし、効率よく回ることがおすすめです。

家族で話し合って意見をまとめる

注文住宅の内装を決める際には、家族の意見をまとめることが重要です。それぞれの好みや考えが異なるため、話し合いの場を設けて大まかな方向性を決定しましょう。意見を統一せずに進めると、決定までに時間がかかるだけでなく、統一感のない内装になりがちです。

リビングや玄関など、家族みんなが利用し、来客もあるスペースは、全員の意見を反映させることがとくに重要になります。一方、寝室や子ども部屋などのプライベートな空間は、主に使う方の好みに合わせるのがおすすめです。

話し合いの際には、なるべく家族みんなの意見を尊重し、全員が納得できる方向性を見つけましょう。

建材や色を決める

内装デザインを決定する際、まずは使用する建材の種類や色を選ぶとよいでしょう。内装の決め方に特別なルールはありませんが、一般的には以下の順序で進めると効率的です。

1. 床材を選ぶ
2. 建具や壁材、天井材を決める
3. 設備や照明のデザインと配置を考える
4. 家具やインテリアを選ぶ

このように、面積の大きな建材や設備などから決定することで、統一感のある内装デザインにしやすくなります。

設備を決める

広い面積の内装デザインが決まったら、キッチンやドアなどの設備を選びましょう。設備は、床の色味との調和を考慮して選ぶことが重要です。

たとえば、キッチンの扉やドアの色を決める際には、床や壁の色と合わせることで統一感を持たせられます。また、差し色を取り入れることでアクセントをつけるのもひとつの方法です。

しかし、家具と異なり設備は簡単に取り替えられないため、慎重に選ぶ必要があります。家具で色を楽しみたい場合は、家具や小物で色を追加しやすくなるため、設備は白や黒など、ほかの色と合わせやすいものを選びましょう。

設備を決める際には、全体のバランスを考えながら選ぶことで、より一体感のある内装が実現します。

照明を決める

照明は、部屋の印象を左右する重要な要素です。照明の種類や色味はさまざまで、選択肢が豊富です。

部屋が完成してから照明を選ぶ方法もありますが、内装を決める段階で同時に検討することで、全体のイメージを統一しやすくなります。内装のテイストに合わせた照明を選ぶだけで、部屋全体の雰囲気が一段と引き立つでしょう。

たとえば、モダンな内装にはシンプルで直線的なデザインの照明が、ナチュラルな内装には温かみのある柔らかな光を放つ照明が適しています。このように、照明の配置やデザインを内装の一部として計画することで、空間の魅力を最大限に引き出せます。

家具やインテリアを決める

部屋の内装が整ったら、家具やインテリアを選び全体をまとめます。どの家具をどこに配置するか、色合いをどうするか、しっかりと決めることが大切です。

最初は、大型家具から決定するとよいでしょう。具体的には、冷蔵庫やベッド、ソファなどです。大きな家具から選ぶことで、部屋全体のレイアウトを把握しやすくなり、ほかの家具やインテリアの配置をスムーズに決められます。

大型の家具が決まったら、テーブルや椅子、キャビネットなどの中型の家具を選びましょう。そのあとは、ランプやクッション、カーテンなどの小物やアクセサリーを加えます。

いずれの家具やインテリアを決める際も、全体のバランスを見ながら色やデザインを統一すると、調和のとれた空間に仕上げられるでしょう。

注文住宅の内装デザインを決める際のコツ

注文住宅の内装を決める際のコツは、以下の3つです。

● サンプルで色味や素材感を確認する
● アクセントを増やしすぎないようにする
● 機能性も重視する

内装にこだわるあまり、見落としがちなポイントも多いため、上記のコツを踏まえたうえで決めることをおすすめします。

サンプルで色味や素材感を確認する

内装を決定する際には、壁や床などの材質を実際に確認しましょう。カタログの写真だけでは、材質の質感や細かな凹凸まで把握するのは難しいため、実物のサンプルを手に取って確かめることをおすすめします。

サンプルを確認する際は、実際の部屋に近い環境で確認することが大切です。たとえば、同じ色の建材でも照明の明るさや色温度によって見え方が変わるため、リビングや寝室、玄関など、各部屋を想定してサンプルを確認しましょう。

材質の質感が噛み合わない場合、統一感のない部屋になりかねません。完成後のイメージとの差異を減らし、満足のいく内装を実現するためにも、時間をかけて慎重に確認しましょう。

アクセントを増やしすぎないようにする

内装をおしゃれに仕上げたいと思うあまり、アクセントを多用しすぎることには注意が必要です。アクセントを過剰に取り入れると、全体の統一感が失われ、雑多な印象を与えてしまいます。空間にメリハリをつけるためには、アクセントは少量に留め、全体の調和を保つことが大切です。

たとえば、壁の一部にアクセントカラーを使用したり、目立つ位置にデザイン性の高い照明を配置したりするだけで十分です。ポイントを絞ってアクセントを取り入れることで、空間に洗練された印象を与えつつ、統一感のあるデザインを維持できます。

おしゃれな空間を作りたいという思いが強くても、アクセントの多用には注意し、バランスを重視した内装デザインを心がけましょう。

機能性も重視する

おしゃれな内装に仕上げても、実際に生活してみると使い勝手が悪いと感じることがあります。そのため、おしゃれさだけではなく、機能性も重視することをおすすめします。

たとえば、キッチンからリビングまで、リビングから寝室までといった生活動線を意識した内装デザインにすると、ストレスなく家事ができるでしょう。

さらに、コンセントの配置も住みやすさに直結するポイントです。使いたいときにコンセントが足りなくなると不便ですので、数だけでなく配置場所も考慮しましょう。たとえば、ダイニングテーブルの近くやリビングの座る場所の近くにコンセントがあると便利です。

内装を決める際には、実際の生活シーンを具体的にイメージしながら進めることで、見た目だけでなく機能性にも優れた住まいを作り上げられます。

注文住宅の内装デザイン例

注文住宅の内装には、さまざまなデザインがあります。代表的なデザインは、以下の5つです。

● モダンテイスト
● ナチュラルテイスト
● シンプルテイスト
● 北欧テイスト
● 和テイスト

それぞれのデザインを紹介しますので、どのデザインが自分に適しているのかを考えてみましょう。

モダンテイスト

モダンテイストはシンプルで直線的なデザインが魅力で、多くの方に人気があります。高級感のある空間に仕上げられるため、ほかのスタイルとも組み合わせやすいのが特徴です。装飾や凹凸が少なく、掃除がしやすい利点もあります。

カラーは白や黒、グレーなどのモノトーンでまとめると洗練された印象を持たせられるでしょう。さらにアクセントとして、落ち着いた色合いのブラウンやネイビーを取り入れると、空間に深みを加えられます。

ナチュラルテイスト

ナチュラルテイストは、木の温かみを感じる優しい雰囲気が特徴です。自然界にある色や無垢材などの自然素材を活かし、心地よい空間を演出します。ホワイトやベージュ、グリーンなどの淡いカラーを基調とし全体をまとめると、優しい印象を与えられるでしょう。

家具もナチュラルな素材や色調のものを選ぶことで、統一感のある空間が完成します。また、カフェのようなリラックスした雰囲気を作ることも可能で、家庭内でのくつろぎの場として人気です。

シンプルテイスト

シンプルテイストの内装は、1色または少ない色で統一されたデザインが特徴です。壁や扉に柄を取り入れず、照明もダウンライトを使用し、存在感を抑えるとシンプルさを際立たせられます。シンプルなデザインにすることで、家具や植物が映える空間を作り出せるでしょう。

温かみのあるシンプルな空間にしたい場合は、白と木目を組み合わせるのがおすすめです。たとえば、壁や天井にアクセントを用いずシンプルに仕上げると、床の木目の美しさを引き立てるデザインにできます。

家具も落ち着いた色調を選ぶと、シンプルでありながら居心地のよい空間になるでしょう。

北欧テイスト

北欧テイストは、シンプルで心地よい雰囲気が特徴です。白を基調とし、アクセントにパステルカラーやグレー系を取り入れることで、柔らかい印象を与えられます。壁紙や扉にビビッドカラーを取り入れることで、室内を明るく演出することも可能です。

さらに、木やレンガ、石などの自然素材を多用すると、より魅力的な空間が生まれるでしょう。家具も北欧デザインのものを選ぶことで、全体に統一感が出て、居心地のよいインテリアが完成します。

和テイスト

和テイストは、古民家のような雰囲気で、日本人には馴染みのあるスタイルです。日本ならではの伝統美を感じさせ、落ち着いた空間を作り出せます。畳や木材、紙などの自然素材を用いると、時間とともに変化する素材の美しさも楽しめます。

障子だけでなく、照明などのインテリアにも和紙を取り入れると、よりいっそう和の雰囲気が引き立ちます。アースカラーや金、銀、藍色などの差し色を使用することで、空間にアクセントを加えつつ、統一感のあるデザインに仕上げることが可能です。

注文住宅の内装をおしゃれにするには

注文住宅の内装デザインをおしゃれにするには、以下6つのポイントを意識することが重要です。

● 色数を絞る
● 本物の素材にこだわる
● 照明の色にこだわる
● 遠近感を意識する
● トータルコーディネートを意識する
● プロに相談する

それぞれのポイントについて解説します。

色数を絞る

内装デザインにおいて、色味は空間の印象に大きな影響を与えます。そのため、使用する色をベースカラーとメインカラー、アクセントカラーの3色に絞ることで、バランスの取れた内装デザインを実現できます。

イメージとしては、全体の印象を決めるベースカラーを70%、目立たせたいメインカラーを25%、アクセントカラーを5%程度の割合にすると、バランスよく見えます。アクセントカラー以外はシンプルな色味を選ぶと、まとまりが良くなり、全体に統一感を持たせられます。色数を絞ることで、洗練されたおしゃれな内装を作り上げられるでしょう。

本物の素材にこだわる

無垢材やタイルなどの本物の素材を取り入れることで、内装は一段とおしゃれになります。本物の素材は、手触りの良さや独特の香りがあり、自然な凹凸や色味も魅力です。

しかし、すべての場所に使用すると費用が高額になることが多いため、リビングの一部など目立つ場所に限定して使用するのがおすすめです。このように、ポイントを絞って本物の素材を取り入れることで、高級感のある洗練された空間を作り出せるでしょう。

照明の色にこだわる

照明の色もこだわることで、おしゃれで高級感のある雰囲気を演出できます。部屋全体を照らすシーリングライトに加えて、ダウンライトや間接照明を部分的に使用するのも効果的です。自然光が入る時間帯の室内の見え方を考えつつ、照明の色を選ぶとよいでしょう。

さらに、調光機能が備わっている照明を導入すれば、過ごし方に応じて明るさや色味を調整できるため、機能性のある快適な空間を実現できます。

遠近感を意識する

色使いで遠近感を生み出すことは、おしゃれな内装テクニックのひとつです。

たとえば、奥にブラックやブラウンなどの濃い色を配置し、手前にホワイトやベージュなどの明るい色を置くことで、部屋には奥行きが生まれます。このような色使いは、空間を広く感じさせる効果があります。

加えて、建具やアクセントウォールの配置にも工夫を凝らすことで、より立体的で魅力的な空間を演出できるでしょう。

トータルコーディネートを意識する

部屋単体で考えるのではなく、ソファやカーテンなどの要素をトータルコーディネートすることが、おしゃれな内装に仕上げるコツです。

実際の暮らしをイメージすることで、より完成度の高いデザインが実現します。家具やカーテンのカラーが決まっている場合は、逆算して内装全体をコーディネートするのも効果的です。

家づくりと並行して家具やインテリア選びを進め、部屋全体で統一感のあるデザインを目指しましょう。トータルコーディネートを意識することで、調和のとれた魅力的な空間が完成します。

プロに相談する

プロに相談するのもひとつの手段です。たとえば、好みのデザインを得意としているハウスメーカーや工務店に相談することが考えられます。業者ごとに得意とするデザインが異なるため、自分の好みに合った業者に相談することで、過去の実績に基づいた提案を受けられるでしょう。

さらに、実際に好みのデザインで生活している方の意見や住み始めてからの後悔など、具体的なアドバイスをもらうことも可能です。プロの視点を取り入れることで、より満足度の高い内装を実現できるでしょう。

まとめ

注文住宅の内装デザインを決める際には、多くの施工事例を参考にし、モデルハウスを見学することが大切です。家族で意見をまとめ、それぞれの希望を実現できる建材や色、設備などを選びましょう。

内装を決める際は、サンプルで色味や素材感を実際に確認し、アクセントを増やしすぎず、機能性も重視することも重要です。色数を絞り、本物の素材や照明の色にこだわり、遠近感を意識したトータルコーディネートを心がけることで、魅力的な内装が実現できるでしょう。

また、プロに相談してアドバイスを得ることのも有効な手段です。群馬セキスイハイムでは、インテリアコーディネーターがプロの目線でお客様の理想に合った内装デザインをご提案します。

県内展示場では、さまざまなテイストのインテリアをご体感いただけます。ぜひお気軽にお越しください。

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