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2024年12月21日

マイホーム購入後に後悔したくない!失敗を避ける秘訣とは

マイホーム購入後に後悔したくない!失敗を避ける秘訣とは

マイホームは、人生における大きな買い物のひとつです。買い直しも簡単にはできないため、購入に対して二の足を踏んでしまったり、慎重になりすぎてしまったりする方も少なくありません。

しかし、後悔するポイント、そして対策法をあらかじめ学んでおけば、マイホームの購入で失敗する確率を大きく低下させることが可能です。

そこで、今回はマイホームの購入を検討している方向けに、失敗を避けるためのポイントを紹介します。万が一後悔してしまったときの対処法も一緒に取り上げますので、興味を持った方はぜひ参考にしてください。

目次
  1. マイホームを購入して後悔した理由12選
    1. 住宅ローンの返済が厳しかった
    2. 税金や維持費の負担が大きかった
    3. 間取りや設備が使いにくかった
    4. 通勤や通学が不便だった
    5. 周辺環境が不満だった
    6. 近隣トラブルが発生した
    7. 家族構成に変化があった
    8. 転勤が決まって生活が変わった
    9. 購入直後に設備交換の費用がかかった
    10. ほかの街に魅力を感じて移住したくなった
    11. 賃貸の方が気楽だったと感じるようになった
    12. 購入後に物件価格が下がりもっと安く買えた
  2. マイホームブルーを回避する方法
    1. 複数の展示場を見学する
    2. 日にちや時間を変えて周辺環境をチェックする
    3. 綿密な資金計画を立てる
    4. 信頼できるハウスメーカーを探す
    5. マイホームを建てた経験者の話を聞く
  3. マイホーム購入で後悔しない秘訣
    1. 住宅ローン・資金計画は慎重に行う
    2. ハウスメーカー選びは充分に比較・検討する
    3. 土地選びは周辺の騒音・陽当たり・においまでチェックする
    4. 理想の条件を明確にして優先順位をつける
    5. マイホーム購入後の生活を具体的にイメージする
  4. マイホーム購入のメリットを再確認する
    1. 低金利と税制優遇でお得に購入できる
    2. 理想のマイホームを自由に設計できる
    3. 将来価値が上がる可能性もある
    4. 安心感とステータスの向上が得られる
  5. 高性能住宅だからこそ実現できる3つの強み
    1. 省エネ住宅で光熱費を抑える工夫
    2. 防犯性能を強化した設計
    3. ユニバーサルデザインで快適な住空間を実現
  6. まとめ

マイホームを購入して後悔した理由12選

ここでは、マイホーム購入でありがちな後悔する理由12選を取り上げます。予想しやすいものから思わぬ理由まで、順番にチェックしていきましょう。

住宅ローンの返済が厳しかった

マイホームの購入でありがちな後悔ポイントのひとつが、住宅ローンの返済です。住宅ローンとは、銀行や信用金庫などの金融機関が販売している金融商品のことで、住宅の購入や新築費用に利用できます。

住宅ローンはあくまで融資のため、利子と一緒に返済しなければなりません。しかし、住宅ローンの返済期間は一般的に30〜35年とかなり長いため、返済期間中に収入の減少や支出の増加が発生してしまった場合、支払いが滞ることも考えられます。

また、変動金利の住宅ローンを利用している場合、市場の金利の影響で金利が上がってしまい、当初の計画を変更せざるを得ないことも少なくありません。

税金や維持費の負担が大きかった

税金や維持費の存在も、マイホームの購入を後悔させる要素になりやすいです。マイホームは購入したときのみならず、実際に暮らし始めてからもお金がかかります。

住宅にかかるお金として代表的なのが、固定資産税です。固定資産税とは、住宅をはじめとする固定資産を所有している方が払わなければならない税金で、地価の高いエリアほど固定資産税の税額は高くなります。

固定資産税は毎年納付しなければならないため、家計を圧迫しやすい要素です。そのほか、火災保険や地震保険、住宅設備や家屋そのものに損傷や劣化がみられたときのメンテナンス費や修繕費が必要になります。

間取りや設備が使いにくかった

間取りや設備の使い勝手に問題があり、マイホームの購入を後悔する方も少なくありません。マイホームの購入を検討している方の多くは、理想の住まいのイメージを持っており、予算の範囲内で理想を叶えるために、さまざまなオプションを加えることも少なくありません。

しかし、理想像と「本当に暮らしやすい住まいの形」が、必ずしも一致するとは限りません。実際に暮らしてみると、家事動線がスムーズではなかったために生活の質が低下したり、導入した最新式の設備が使いにくかったりする場合もあります。

簡単に変更できる間取りや設備であれば、あとからリフォームをすることも可能ですが、場合によっては多額の費用を用意しなければなりません。

通勤や通学が不便だった

マイホームを購入したものの、通勤や通学に問題が発生するケースもあります。住宅を建てるにあたって、所有する土地がない方はまず土地探しをしなければなりません。

土地の値段は立地条件によって変動しますが、駅から遠い土地は相場よりも値段が安くなりやすいです。そのため、妥協して駅から遠い土地を購入する方もいますが、いざ毎日通勤や通学をしてみると、想像以上に不便でストレスを感じることも少なくありません。

また、駅から近い土地を購入できたとしても、転職や進学などライフスタイルの変化をきっかけに、自宅の最寄り駅から1時間以上かかる場所まで通勤、通学せざるを得なくなるケースもあります。

周辺環境が不満だった

周辺環境に問題がある場合も、マイホームに対して不満を抱えやすくなります。同じ場所で長期間生活するにあたって、周辺環境は重要です。たとえば、スーパーやコンビニから距離があると、些細な買い物でも車を出さなければならないため、人によっては不便に感じるでしょう。

また、自然環境が豊かな場所に家を建てたものの、カメムシをはじめとする害虫が発生してしまい、駆除に追われてしまうケースもあります。

周辺環境は、実際に暮らしてみないとわからないことも少なくありません。もし周辺環境に不満を抱くと、そこに意識が向いてしまいます。その結果、ストレスを感じやすくなり、生活の質そのものが下がってしまいかねません。

近隣トラブルが発生した

近隣トラブルの発生も、マイホームの購入の後悔するポイントになりやすいです。アパートと異なり、一戸建てを購入すると近所の住民との付き合いが増える傾向にあります。

近所の住民との相性がよければ、さして大きな問題にはなりませんが、必ずしも相性のよい住民が近所に住んでいるとは限りません。そのため、近隣住人との関係構築の過程で、問題が発生する可能性もあります。

さらに、一戸建てはアパートと異なり、簡単に引っ越しができません。近隣トラブルが想像以上に長引き、訴訟問題にまで発展してしまうと、精神的にも経済的にも大きな負担を強いられます。

家族構成に変化があった

家族構成に変化があると、購入したマイホームの具合が悪くなる場合があります。親と同居することになった、子どもが増えた、離婚したなどの理由によって、住人の数が増減するケースは少なくありません。

住人が増えると、部屋の数が足りない、トイレや洗面所などの共用エリアが常に混んでいて快適に使用できないなど、さまざまな問題が発生しやすいです。住人が減ると、一戸建ての広いスペースを持て余してしまい、暮らしにくさを感じる場合があります。

ライフステージの変化にも柔軟に対応できるよう、長期的な視野で間取りや設備を考慮しなければ、思わぬ後悔をすることになるでしょう。

転勤が決まって生活が変わった

転勤族の場合、マイホームを購入した直後に転勤を命じられるケースもあります。賃貸であれば現在住んでいる部屋を引き払い、すぐに引っ越しの準備を進めることが可能ですが、一戸建てを所有している場合は、簡単には引っ越しの準備に取りかかれません。

まずは、単身赴任をするのか、それとも家族全員で新天地に引っ越すのか決める必要があります。その際、意見のすり合わせがスムーズに進まなければ、家族間の不和を招く可能性もあるでしょう。

また、建てたばかりの住宅を売却するといった決断をしなければならないケースもあるでしょう。しかし、不動産売却には建物自体の価値のみならず、立地や時世などさまざまな要素が影響します。

そのため、新築であっても買い手がすぐに見つかるとは限らず、見つかったとしても想像よりも安価な売却費用となった場合、赤字になってしまうことも考えられます。

購入直後に設備交換の費用がかかった

中古住宅を購入した場合、引っ越し早々に設備交換が必要になることも少なくありません。当然ですが、いずれも安いとは言い難い金額です。

設備の種類やメーカーによって交換費用は異なりますが、給湯器を例に挙げると、お風呂の追い炊き機能が無いタイプなら7〜17万円、追い炊き機能があるタイプなら14〜33万円かかります。

新しく家を買ったうえに、設備交換の出費まで必要になると、一気に経済事情が悪化しかねません。精神的にも大きく落ち込んでしまうでしょう。

ほかの街に魅力を感じて移住したくなった

ほかの街に魅力を感じて、移住を検討する方も少なくありません。同じ場所に長く暮らしていると、次第に難点が見えてきてしまい、気になることもあるでしょう。そんなとき、魅力的な街の存在を知ってしまうと移住意欲が高まるものです。

しかし、一戸建てを購入している以上、簡単に引っ越しはできません。無事に引っ越しができても、今とは異なる場所に対する一時的な憧れを抱いていただけで、実際には前の住まいとあまり暮らしやすさが変わらなかったという失敗例もあります。

一時の感情に流されず、現在住んでいる街に対してどのような不満を抱いているのか、引っ越すことでその不満を完全に解消できるのか、しっかりと考えてから行動しましょう。

賃貸の方が気楽だったと感じるようになった

賃貸の方が気楽だったと感じてしまい、マイホームを購入したこと自体に後悔するケースも少なくありません。一戸建ては、賃貸とは異なり、固定資産税をはじめとするさまざまな費用がかかります。長年住み続けるなかで、メンテナンスの手間と修繕費も必要になります。

また、周辺環境に問題があっても簡単に引っ越せませんし、住宅ローンを利用している場合、長期間借金のプレッシャーを背負い続けなければなりません。これらの要因から、苦労して購入したはずのマイホームに対して、マイナスイメージを持ってしまう方もいます。

購入後に物件価格が下がりもっと安く買えた

マイホームの購入が後悔につながってしまうよくある原因として、物件価格の変動も挙げられます。コロナの収束や住宅に利用する資材の価格上昇などの要因から、現在の物件価格は全体的に高いです。

しかし、住宅の販売価格は固定ではないため、今後値下がりする可能性もあります。その場合、一番値段が高いタイミングで住宅を購入してしまったことに対して、後悔する可能性も否定できません。

ただし、物件価格が下がると、今度は住宅ローンの金利が上昇し、最終的な値段は変わらないケースも考えられます。万が一物件の値段が下がったとしても、深刻に考えすぎないようにしましょう。

マイホームブルーを回避する方法

マイホーム購入を検討している、あるいは購入の前後で、住まいに不満や不安を抱えて鬱屈とした気持ちになることを、マイホームブルーと呼びます。

マイホームブルーになると、ストレスが溜まりイライラしやすくなるほか、自律神経が乱れて体調を崩しやすくなり、日常生活に支障をきたしかねません。マイホームブルーを回避するには、以下の方法を試してみましょう。

複数の展示場を見学する

マイホームブルーを回避するおすすめの方法のひとつが、展示場の見学です。新しい家に対する不安は「本当にその家で理想どおりの生活ができるのだろうか」といった恐れから発生します。

間取りやデザインが似ているモデルハウスを見れば、写真や図面だけではわからない実際の家事動線もわかります。具体的な生活のシミュレーションができるため、不安感を解消できるでしょう。

ただし、複数の展示場に足を運ぶのは、時間も体力も必要です。見学するモデルハウスの数が多すぎると、考えがまとまらず、余計にマイホームブルーが悪化する可能性もあります。

そこでおすすめしたいのが、VRモデルハウスです。VRモデルハウスとは、読んで字のごとくVRで見学できるモデルハウスのことで、住宅の内装と外装を360度さまざまな角度からチェックできます。

スマートフォンやパソコンなどの機器があれば、時間も場所も問わず見学ができるため、体力も時間も温存できるでしょう。

日にちや時間を変えて周辺環境をチェックする

周辺環境の入念なチェックも、マイホームブルーの懸念を払拭する方法として有効です。住宅の周辺環境は、平日と週末、また時間帯によって大きく変化することは、決して珍しくありません。

たとえば、静かな環境が気に入ってそのエリアの住宅を購入したものの、週末になると近隣住民が集まってパーティーを開くため、まったく落ち着いて過ごせずストレスが溜まったというケースもあります。

そのため、土地を選ぶ際は、平日と週末、それぞれ時間帯を変えて足を運んでみるとよいでしょう。その際、実際の生活を想定した行動のシミュレーションを行うと、現実と理想の乖離を防ぎやすくなります。

また、周辺環境をチェックする際は、災害に対する情報収集も行ってください。過去に災害があり、家屋倒壊・損壊などの被害が発生した履歴のある土地は、将来再び災害が発生したときに同じ被害を受ける可能性を持っています。

住宅の購入をする前に、災害発生履歴を調査し、ハザードマップをチェックしてリスクを調べましょう。

綿密な資金計画を立てる

マイホームブルーを避けるためにも、綿密な資金計画を立てましょう。住宅ローンに対するプレッシャーは、マイホームブルーの原因のひとつです。資金計画をしっかり立てれば、精神的な不安をある程度払拭できます。

資金計画を立てるポイントは、家計に負担をかけずに住宅ローンの返済ができるか否かです。具体的には、借入額と金利、返済期間を考慮した資金計画を立ててください。

住宅ローンを組む際は、限度額まで借りようとする方もいますが、金額が大きくなるほど返済額も大きくなります。借入期間も考慮して、無理なく返済ができる金額に留めておきましょう。

また、金利は、固定金利と変動金利の2種類があります。

● 固定金利:金利が固定されている分、返済計画が立てやすい。ただし、当初の金利が高めに設定されている。
● 変動金利:当初の金利が安く設定されているものの、市場の金利の変動によって返済額も変化する。そのため、固定金利に比べて返済計画が立てにくい。

こうしたそれぞれの利点と欠点を踏まえて、自身の資金計画に適したものを選びましょう。

信頼できるハウスメーカーを探す

信頼できるハウスメーカーを見つけられれば、マイホームブルーに陥るリスクを下げられるでしょう。家づくりを進めるにあたって、最大のサポーターでありパートナーとなってくれるのが、ハウスメーカーのスタッフです。

スタッフとの相性がよければ気軽に相談ができるため、家づくりに関するちょっとした不安や悩みも払拭できます。相性のよいスタッフを見つけるポイントはいくつかありますが、意思の疎通がスムーズにできるか否かをとくに重視してください。

マイホームを建てた経験者の話を聞く

マイホームブルーを払拭する方法として、自分よりも先にマイホームを建てた経験者の話を聞くのもよいでしょう。

そもそも、家を建てることは人生のなかでも一際大きなイベントのため、不安も大きくなって当たり前なのです。そんなとき、マイホームを建てた先人の話を聞けば、抱えている疑問や不安を和らげられるでしょう。

ただし、経験者といっても、住宅に関する正しい専門知識を有しているかは別の話です。ときには、悪意なく間違った情報を教えられることもあるため、必ず情報の真偽を確認しましょう。

また、多くの経験者から話を聞きすぎてしまい、かえって不安が増幅する場合もあります。そのようなときは、家づくりのプロであるハウスメーカーのスタッフに、疑問点や不安な部分を質問してみましょう。

マイホーム購入で後悔しない秘訣

マイホームの購入に失敗してもリカバリーする方法は存在しますが、できることなら失敗したくないと考える方がほとんどでしょう。以下では、マイホーム購入で後悔しないために押さえるべきポイントを紹介します。

住宅ローン・資金計画は慎重に行う

住宅ローンの利用と資金計画の検討は、慎重に行いましょう。マイホームの購入で後悔しやすいポイントのひとつが、資金面の問題です。

住宅ローンは利用できる金額の上限が設けられているとはいえ、非常に大きな金額を借りることになります。少しでも収入と支出のバランスが崩れてしまうと、住宅ローンの返済が困難になるケースもあります。

そのため、住宅ローンは無理なく返済できる範囲で利用しましょう。具体的には、年間の返済額を一定の割合に収めることが大切です。これを「返済比率」といい、年収の20~35%が目安となっています。

とはいえ、住宅ローンは一般的に30~35年など長期間にわたって返済すること、また、完済までにさまざまなライフプランの変化が予想されることから、初めての方が十全な返済計画を立てることは非常に難しいものです。

おすすめは、ファイナンシャルプランナーなど住宅ローンの知識を豊富に持つプロから、しっかりとアドバイスを受けることです。ノウハウを蓄えたプロの意見を取り入れ、子どもの教育費や保険など、将来を想定したうえで返済計画を立てましょう。

ハウスメーカー選びは充分に比較・検討する

ハウスメーカー選びは慎重に行いましょう。現在はさまざまなハウスメーカーがありますが、各メーカーによって得意分野は異なります。

ハウスメーカー選びで失敗しないためには、複数のハウスメーカーを比較するのがおすすめです。それぞれのハウスメーカーの得手不得手だけでなく、目安となる費用感もわかります。

また、ハウスメーカーを選ぶ際は、担当者の人柄も重視しましょう。コミュニケーションが取りにくい、もしくは信頼関係の構築が難しいと感じた場合は、他社のハウスメーカーを検討してみることも大切です。

土地選びは周辺の騒音・陽当たり・においまでチェックする

土地選びをする際は、周辺環境を細かく確認しましょう。購入したマイホームに暮らし始めてから、周辺環境の問題に気がつくケースは決して珍しくありません。

とくに、土地周辺の騒音には気を配りましょう。時間帯や曜日などの条件によって騒音の有無が変化する場合もあるため、土地周辺には複数回足を運んでください。

また、陽当たりも土地選びの重要なポイントです。陽当たりに問題がある土地の場合、湿気のこもりやすさから、ダニやカビの発生につながるおそれがあるほか、家全体が暗い雰囲気になりかねません。

そして、見落としがちなのが周辺のにおいです。たとえば、飲食店が近くにあると、洗濯物に食べ物のにおいが移るなどの思わぬトラブルが発生することがあります。

理想の条件を明確にして優先順位をつける

マイホームに求める条件を明確にし、優先順位をつけておくことも、納得できる家づくりを進めるポイントのひとつです。家を建てる方の多くは、広々とした内装、個性的な外装、使い勝手のよいシステムキッチンなど、各々理想の家のイメージを持っているでしょう。

ただし、マイホームに求める理想の条件があったとしても、予算や技術の問題ですべての条件を叶えられない場合も少なくありません。あらかじめ条件に優先順位をつけておけば、妥協点をスムーズに見つけられます。

なお、優先順位を決める際は、マイホームで生活する家族全員の意見を参考にしましょう。特定の人物の意見を優先すると、別の家族が不満を抱く原因になりかねません。

マイホーム購入後の生活を具体的にイメージする

マイホームを購入する前に、具体的な生活のイメージを持っておきましょう。理想の条件を詰め込んだマイホームを実現できたとして、その家が必ずしも暮らしやすいとは限りません。

具体的な失敗例としては、以下のようなものが挙げられます。

● 開放感を重視して壁や扉を少なくした結果、冷暖房が効きにくい家になってしまった。
● 趣味のインテリアを設置する棚を多数設けたものの、ほこりが溜まりやすく、掃除の手間がかかる家になってしまった。

これらの失敗例は、いずれも実際の生活のシミュレーションを十分に行っていれば防げた可能性が高いです。もしイメージをして、問題がありそうな場合は、設計の見直しをしましょう。

マイホーム購入のメリットを再確認する

大きな買い物であればこそ、マイホームの購入に不安を抱く方も多いでしょう。しかし、マイホームの取得にはさまざまなメリットがあります。ここでは具体的なメリットをいくつか紹介するため、順番にチェックしていきましょう。

低金利と税制優遇でお得に購入できる

2024年9月時点の住宅ローンの変動金利は0.4〜0.5%を推移しています。1991年の変動金利が8.5%だったことを考えると、再び金利が大きく上昇する可能性があるからこそ、現在はお得にマイホームを購入できるタイミングといえるでしょう。

また、各種控除が受けられる点もメリットです。ローンを活用して特定の省エネ性能を満たす住宅を購入する場合、年末のローン残高の0.7%を所得税から最大13年間控除する制度、住宅ローン控除が受けられます。

この住宅ローン控除は、住宅の省エネ性能によってどの程度減税されるかが変化しますが、最大で4,500万円もの控除を受けられます。なお、所得税から控除しきれなかった分は、翌年の住民税から一定額まで控除される仕組みになっています。

住宅ローンを活用してマイホームの購入を検討している方は、ぜひチェックしておきたい控除制度といえるでしょう。

理想のマイホームを自由に設計できる

自分が理想とする家を実現できる点も、マイホームを購入するメリットです。子どもがいる場合は子育てしやすい間取りに、家族に高齢者が含まれている場合はバリアフリーの間取りにできます。書斎や防音室など趣味の部屋を設けることも可能です。

また、マイホームが完成したあとのカスタマイズ性が担保されている点も、メリットとして挙げられます。賃貸の場合、気軽に壁紙を交換したり設備を新しく導入したりはできません。

仮にできたとしても、退去のタイミングで原状回復をしなければなりません。しかし個人で所有している一戸建てであれば、所有者の意思で自由に内装の変更が可能です。

将来価値が上がる可能性もある

マイホームは、土地と合わせて資産として認められています。住宅の価値は年月の経過とともに下がりますが、土地の価値は変化しません。それどころか、上がる可能性を秘めています。

たとえば、2019年に最初の発症が確認され、瞬く間に全世界に広がったコロナの影響で、在宅勤務の存在が一般的になりました。その結果、通勤の必要がなくなった人々が、職場に近いエリアから郊外や県外へ移動し、周辺の地価が上昇しています。

また、2020年の東京オリンピック開催が決定したときも、インフラ整備や再開発への期待感から、やはり都内の土地価格は上昇しました。価値が上がったタイミングでマイホームを売却すれば、大きな売却益を手にできる可能性があります。

安心感とステータスの向上が得られる

社会的なステータスが向上する点も、マイホームを購入するメリットです。持ち家があると、社会的な信用を得られるため、車のローンやクレジットカードの審査に通過しやすくなります。

また、賃貸と異なり、ローンを完済すればあとは家賃を支払う必要がありません。一生の住まいを得ることは、想像以上に心理的な安心感を与えてくれます。

高性能住宅だからこそ実現できる3つの強み

マイホームを購入するのであれば、永く快適・安全に暮らせる高性能住宅がとくにおすすめです。ここでは、住宅性能にこだわったセキスイハイムならではの強みを3つご紹介します。

省エネ住宅で光熱費を抑える工夫

エコ住宅は、省エネルギー性能を重視した設計が特徴です。光熱費を抑えるだけでなく、環境負荷の軽減にも貢献します。

セキスイハイムの提案する「太陽光発電システム」は、家庭内で消費する電力を自家発電することで電気代の削減に貢献します。また、発電した電力を蓄電池に保存することで、夜間や停電時にも安定した電力供給が可能となるのもポイントです。

省エネルギー性能を高める家づくりにおいて、高断熱・高気密であることも欠かせません。セキスイハイムではさまざまな種類の断熱材を使い分け、各部位に適切な資材を使用することで、夏は涼しく、冬は暖かく、年間を通じて快適な住まいを実現しています。

エコ住宅の性能をさらに強化するのが、スマートホームの技術です。セキスイハイムが提供する「スマートハイムナビ(HEMS)」は、家全体の電気使用状況や電力消費量をリアルタイムで可視化できます。さらに、電気の使いすぎをお知らせする機能や、省エネヒント提案機能も搭載されています。

こうしたエコ住宅の最先端として注目されるのが「ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)」です。ZEHは、住宅で消費するエネルギーを、太陽光発電など再生可能エネルギーによってまかなう設計思想に基づいています。

セキスイハイムのZEH仕様住宅では、高効率な設備や断熱材を導入し、家庭全体でのエネルギー消費量の大幅削減を実現しています。また、ZEHをはじめとしたエコ住宅を新築する際は、国や自治体からの補助金を利用することでコストを抑えられます。

防犯性能を強化した設計

安全な暮らしを実現するためには、防犯性能を重視した住宅設計が欠かせません。セキスイハイムの防犯提案では、隙のない物理的な侵入対策で住まい全体を安全に保ちます。

基本的な侵入対策としては「窓には格子やシャッターを設ける」「ガラス窓には防犯合わせペアガラスを使用する」などが挙げられます。このように一目で判別できる防犯対策は、侵入難易度の高さを感じさせることから、不審者を遠ざける効果を持ちます。

また、錠やドア枠、ペアガラスにはCP認定製品などを採用しています。CP認定製品とは、官民合同会議の試験に合格した「防犯性能の高い建物部品」のことで、万が一侵入を試みられた際も不審者をブロックする家づくりを徹底しています。

さらに、防犯と利便性を兼ね備えた技術を取り入れている点もポイントです。たとえば、ポケットやカバンに入れたリモコンを押すだけで玄関を施解錠できるリモコンキーシステムや、ピッキング防止機能を搭載したダブルロックシステムなどで防犯効果を高めています。

ユニバーサルデザインで快適な住空間を実現

ユニバーサルデザインは、すべての人が快適に暮らせる空間を目指す設計思想です。セキスイハイムでは、段差を極力なくしたフラットな床や、手すりを備えた廊下・階段など、どなたでも過ごしやすい設計にこだわっています。

たとえば、浴室・トイレに設置された手すりや、弱い力でも開けやすいドアノブなど、高齢者や身体の不自由な方も安心して暮らせる配慮を随所に施しています。これにより、ご家族の方に介護が必要となった場合も柔軟に対応できるでしょう。

まとめ

以上、マイホームの購入を後悔しやすいポイント、そして後悔しないための対策方法について取り上げてきました。家の購入は大きな金額が動くため、少しでも後悔すると長期間引きずることになりかねません。

マイホームで後悔しないためには、信頼できるハウスメーカーを探すのが重要です。群馬セキスイハイムでは、永く安心して暮らせる家づくりをコンセプトに、住まいづくりのサポートを行っています。興味を持った方は、ぜひお近くの住宅展示場へお越しください。

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