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2024年5月11日

注文住宅の間取りの決め方は?決める際の3ステップとポイントを解説!

注文住宅の間取りの決め方は?決める際の3ステップとポイントを解説!

生活する上での快適な間取りはライフステージによってさまざまです。家族が増えれば将来的には部屋が必要となり、歳を取れば余計な段差や複雑な間取りが苦痛に感じるでしょう。

現状の家族構成による間取り決めも大切ですが、ライフステージやライフスタイルの変化を見据えて間取りを決めることが重要です。そのため、注文住宅を検討している方の中には、間取りを決めかねている方も多いかもしれません。

本記事では注文住宅の間取りの決め方や間取りを決める際の注意点、ポイントについて詳しく解説します。注文住宅を検討している方や間取りで失敗したくない方はぜひ参考にしてみてください。

目次
  1. 注文住宅の間取りの決め方
    1. ステップ1.間取り例などを見ながら情報を集める
    2. ステップ2.室内を具体的にイメージする
    3. ステップ3.納得できるまでプランをブラッシュアップする
  2. 注文住宅の間取りを決める際の注意点
    1. 希望に優先順位をつける
    2. 長く住み続けることを考えて間取りを決める
    3. 部屋を目的ごとに分けて間取りを考える
    4. 生活動線を意識しながら間取りを考える
    5. 収納スペースも忘れずに考える
  3. 【場所別】注文住宅の間取りを考えるポイント
    1. 玄関
    2. 水回り
    3. キッチン
    4. リビングや居室
    5. 2階の部屋
    6. 家事スペースや家事室
    7. 収納
  4. まとめ

注文住宅の間取りの決め方

注文住宅の間取りの決め方は以下の3ステップです。

1. 間取り例などを見ながら情報を集める
2. 室内の具体的にイメージする
3. 納得できるまでプランをブラッシュアップする

間取りは生活の質に関わる重要な要素のひとつです。そのため、間取りを決める工程は時間をかけて家族で話し合いながら念入りに決定してください。ステップごとに詳細を見ていきましょう。

ステップ1.間取り例などを見ながら情報を集める

はじめに、間取り例などを見ながら情報を集めましょう。

情報を集める方法は以下のようなものがあります。

● ハウスメーカーのホームページや資料を見る
● 住宅情報の折込チラシを見る
● SNSで検索する

各ハウスメーカーのホームページでは間取りの実例が掲載されています。気になったハウスメーカーがあれば資料請求するとより多くの情報収集が可能です。

また、住宅情報の折込チラシも捨てずにチェックしてみましょう。チラシからは建売住宅の間取りがわかります。

近年ではSNSで自宅の間取りを紹介している方も多くなっています。気になる間取りがあれば発信者の情報を追ったり、コメントで直接質問してみましょう。

ステップ2.室内を具体的にイメージする

次に室内を具体的にイメージしましょう。

● リビングは〇〇畳以上にする
● キッチンはリビングが見える向きにする
● 2階にはリモートワークができる書斎スペースをつくる

など、上記のように具体的なイメージがあると、家族での話し合いもスムーズに進められます。また、ハウスメーカーに相談する際もイメージが伝わりやすく、担当者もより理想に近い提案をしてくれるでしょう。

ステップ3.納得できるまでプランをブラッシュアップする

最後は納得できるまでプランをブラッシュアップします。注文住宅は建売住宅と異なり自分の理想を叶えられるのがメリットです。

引き渡し後に生活が始まってしまうと後悔しても修正できません。そのため、後悔しないために納得できるまで何度も相談し、プランをブラッシュアップする必要があります。

また、間取りを決める段階では複数のハウスメーカーに相談するのもおすすめです。親身に相談に乗ってくれる担当者や、よりよい提案をしてくれる担当者に出会えるかもしれません。妥協せず納得できるまでプランをブラッシュアップしてください。

注文住宅の間取りを決める際の注意点

注文住宅の間取りを決める際の注意点は以下のとおりです。

● 希望に優先順位をつける
● 長く住み続けることを考えて間取りを決める
● 部屋を目的ごとに分けて間取りを考える
● 生活動線を意識しながら間取りを考える
● 家族の導線もイメージする
● 収納スペースも忘れずに考える

間取りは住み始めてからでは変更できないため事前に注意してください。各注意点について詳しく見ていきましょう。

希望に優先順位をつける

間取りの希望には優先順位をつけることが大切です。注文住宅とはいえ、資金面や安全面からすべての希望が実現できるとはかぎりません。

自分の理想を詰め込んでも、実際には住みにくい間取りになる可能性もあります。また、予想以上に資金がかかると、その後の生活を圧迫してしまうかもしれません。住宅の間取りを決める際には、優先順位の高い順に希望を叶えていきましょう。

長く住み続けることを考えて間取りを決める

長く住み続けることを考えて間取りを決めることが大切です。現状だけで間取りを決めてしまうとライフステージの変化に対応できないかもしれません。

ライフステージの変化は以下のようなことが考えられます。

● 家族が増える
● ペットが増える
● 歳をとる

長く住み続けることを前提に生活の変化にも対応できる間取りを考えましょう。

部屋を目的ごとに分けて間取りを考える

部屋を目的ごとに分けて間取りを考えることが大切です。目的ごとに分けることを「ゾーニング」と呼び、用途の似ている部屋をまとめて配置することです。

部屋を目的ごとに分けないと生活スペースの隣に仕事部屋が配置されるなど不便さを感じるでしょう。ゾーニングを意識して間取りを考えることで生活内でのトラブルを防げます。「勉強に集中できない」「仕事に集中できない」などが起こらないよう部屋の目的ごとに分ける間取り作りを考えてみてください。

生活動線を意識しながら間取りを考える

生活動線を意識しながら間取りを考えることが大切です。家事動作や身支度などが妨げられるとストレスが溜まります。たとえば、洗濯動作は「洗う・干す・たたむ」を同じスペースで完結できると無駄な動作が必要ありません。

また、行き止まりのない回遊動線を意識することで室内をスムーズに移動できます。スムーズな生活動線を確保するために朝起きてから寝るまでの行動をイメージしてみましょう。

生活動線をイメージすることで、どのような間取りなら効率的に動けるか具体的にわかります。日々のストレスを減らすためにも生活動線を意識した間取りを考えてみてください。

家族の動線もイメージする

家族の動線もイメージすることが大切です。子どもがいれば、起床時間や就寝時間など行動パターンはさまざまです。また、夫婦間でも仕事の出勤・退勤時間など生活リズムが異なることもあるでしょう。

間取りのミスにより生活の中で物音や話し声が気にならないように、寝室や子ども部屋などの位置関係はとくに重要視しましょう。家族全体の動線もイメージした間取りを考えてみてください。

収納スペースも忘れずに考える

収納スペースも忘れずに考えることが大切です。間取りを考える際には部屋の広さや配置に目が向いてしまいます。しかし、実際の生活では収納スペースも重要です。収納スペースが少ないとものが散らかった部屋に見えてしまいます。

また、家族が増えれば物も増えるため、生活していると想像以上に物が増えます。「もっと収納を増やせばよかった」と後悔しないように、収納スペースも忘れずに考えておきましょう。

【場所別】注文住宅の間取りを考えるポイント

注文住宅の間取りで考える場所は以下のとおりです。

● 玄関
● 水回り
● キッチン
● リビングや居室
● 2階の部屋
● 家事スペースや家事室
● 収納
● 窓

配置場所や数、広さなどそれぞれの場所によって考えるポイントが異なります。ポイントの詳細を見ていきましょう。

玄関

玄関の間取りで考えるポイントは以下のとおりです。

● 方角
● 収納
● 動線

玄関の方角は東と南向きが人気ですが、接地する道路や日当たりによって玄関の方角は異なります。ほかの間取りとの位置関係も大切になるので、相談しながら決めてみてください。

また、玄関収納も重要なポイントです。収納が少ないと玄関が散らかってしまいます。趣味の物が多い方はシューズクローゼット以外の収納場所を作るのがおすすめです。

最後のポイントは動線です。玄関からつながる動線は住宅全体の使いやすさに影響します。外出時と帰宅時に行動しやすい動線をイメージして考えてみてください。

水回り

水回りで考えるポイントは風呂・トイレ・キッチンの配置です。近年では、3階建て住宅であれば2階に水回りを配置するケースも多くなっています。2階に水回りを集めるメリットは陽当たりが悪い立地でも陽当たりよく過ごせることです。

そのため、交通量の多い道路沿いでも2階に水回りを配置するとよいでしょう。しかし、動線が悪くなったり階段が必要なため高齢になった時に大変になるなどのデメリットもあります。

上記のメリット・デメリットを参考にして立地や周辺環境、将来の生活を考えながら水回りの間取りを考えることがおすすめです。

キッチン

キッチンの間取りを考えるポイントは対面キッチンか独立キッチンのどちらにするかです。料理が好きな方にとってキッチンの間取りは重要なポイントになります。

とくに広々と料理ができるアイランドキッチンは、多くの方が憧れているでしょう。しかし、独立しているアイランドキッチンは対面キッチンに比べてより広いスペースが必要です。スペースが確保でき、複数人で料理をしたい方におすすめです。

一方で対面キッチンはスペースが狭くなります。しかし、料理をしながらリビングの様子が見えるなどのメリットがあり、最近の主流となっています。住宅の広さと生活イメージを含めてキッチンの間取りを考えるのがおすすめです。

リビングや居室

リビングや居室の間取りを考えるポイントはリビングのほかにもう1部屋を作るかです。リビング以外に部屋を作ることで、プライベート空間が増えます。そのため、書斎にできたりリモートワークスペースにできたりライフスタイルに合わせて活用できます。

また、和室が欲しい方はリビングに加えて和室を作ることもおすすめです。しかし、部屋を作ると壁が増えるためリビングを広く見せたい方は避けるようにしましょう。

リビングも広くしてさらに部屋も欲しいという方は、リビングとつながる間取りで部屋を作るのがおすすめです。パーテーションで区切る工夫をすれば、独立した部屋としても活用可能です。

2階の部屋

2階の部屋で考えるポイントは部屋数で、ライフステージによって変化できる工夫が必要です。子どもがいる場合は2階を夫婦の寝室と子ども部屋にするケースが多くなっています。

子どもが複数人いる方は将来的に各子どもに個室を与えたいと考える方もいます。成長に応じて対応できるように、事前にレールを設置しておくことや可動式棚を利用することをおすすめします。

2階は子ども部屋以外でも趣味や仕事などさまざまな活用方法があります。ライフスタイルの変化も考えて、簡単な工事でも変更できる間取り作りをしておきましょう。

家事スペースや家事室

家事スペースや家事室で考えるポイントは本当に必要かどうかです。家事室はユーティリティスペースとも呼ばれ、近年では間取りに取り入れている方が増えています。家事動線が効率的になり、家事を快適に行う上ではメリットです。

一方で面積が必要となるためリビングなど、ほかのスペースを小さくする必要があります。結局使わなかったという意見もあるので、家事室の配置は慎重に検討しなければいけません。

しかし、家事室は家事以外のちょっとした作業スペースとしても活用できます。そのため、家事室を取り入れる場合には、事前に使用用途を明確にしましょう。

収納

収納で考えるポイントは各部屋の目的によって必要な収納が異なることです。収納は部屋をきれいに保つために不可欠であり、少ないと不便に感じてしまいます。そのため、各部屋にどのような収納が必要なのかを考えてみましょう。

収納にも引き出しタイプやかけるタイプなどさまざまです。たとえば、キッチンにはパントリーがあると便利で食品の保存場所として活用できます。

また、クローゼットはウォークインにすることで収納プラス身支度の場としても活用可能です。生活をイメージしどこに何を収納したいのか考えながら間取りを決めてみてください。

間取りで窓を考えるポイントは外部からの視線と採光です。人通りの多い道路や住宅が密集している場合、窓を開けた際に外からの視線が気にならないか確認しましょう。

また、家族のプライバシーを守る上で重要です。外からの視線が気になる場合には、植物やフェンスで目隠しができるように工夫してください。

さらに、窓の大きさや位置によって自然光の入り方が変わります。隣接する建物の大きさを考慮してリビングなどの生活スペースに光が入るか確認が必要です。

窓の大きさや位置は周辺環境によって変動するため、ハウスメーカーとよく相談して決定するようにしましょう。

まとめ

本記事では注文住宅の間取りの決め方と間取りを決める際の注意点、ポイントも詳しく解説してきました。

間取り決めはひとりですべて決定することはできません。そのため、自分の理想を叶えてくれるハウスメーカー選びが重要です。

群馬セキスイハイムは地域密着型で数多くの注文住宅の実績があり、相談者の希望に合わせて具体的な間取りプランを提案してくれます。

注文住宅の間取りで失敗したくない方は、群馬セキスイハイムに相談してみてください。

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