今回訪れたのは、川崎厄除大師第一分身として有名な前橋厄除大師です。
お盆、お彼岸だけでなく、年末年始の初詣にはたくさんの参拝客が訪れます。
また、厄除大師というだけあって、厄年の祈祷や交通安全の祈祷なども行っています。
そんな前橋厄除大師には、めずらしい仏像がたくさん安置されているのです!
まるで仏像のテーマパークのような前橋厄除大師をご紹介します。
巨大七福神がお出迎え!北側駐車場
前橋厄除大師の名前で親しまれている蓮花院には、西側と北側にそれぞれ200台を収容できる駐車場があります。
その北側駐車場には大きな七福神の像が安置されていて、私たちを出迎えてくれます。
近くで見ると圧巻の大きさですね。
みなさん優しい表情をしているので、穏やかな気持ちになります。
七福神のすぐそばに恐竜の像もありました!
博物館に置いてあったら、子どもたちに大人気になりそうですね。
こちらは黄金に輝く光明観音です。晴れた日には青空を背景に、いい写真が撮れそうです。
北側駐車場からすぐに見える東門から、本堂へ向かいます。
大きさにびっくり!魔除け大天狗
東門から道なりに進むと、左手に大きな赤い鼻が!
正面に立ってみると、魔除け大天狗と書かれていました。巨大な天狗の像がこちらをしっかりと見つめています。
まるで睨まれているような気持ちになりますね。その鋭い眼光で、厄を遠ざけているのかもしれません。季節の変わり目で体調を崩しやすいため、大天狗に手を合わせました。
凛々しい阿吽に守られる本堂
本堂へのお参りの前に、体を清める手水舎もゴージャスです。
黄金の龍と、奥に安置されているのは不動明王の像です。不動明王像に水をかけることで、体を清める意味があるようですね。
赤い鳥居をくぐると、大きな阿吽の像が出迎えてくれます。
出迎えというよりも「ご本尊の前では静かに行動するように」と目を光らせているようで、とても力強い印象を受けました。
ほかにもご利益スポット満載!
前橋厄除大師には南門もありますが、普段は閉じられています。公式サイトによるとお盆、お彼岸、年始には開門されているようです。
内部には腹帯を巻いた観音像があり、安産のご利益があります。
祈願や腹帯の販売も行われているようですね。
南門からすぐ右手には、良縁堂があります。ハート型の石に目を惹かれますね。
ここは絵馬もハート型、しかもイチゴの柄なんですね。乙女ゴコロをくすぐられます!
前橋厄除大師では、大晦日に年納めの鐘を鳴らせます。
今年の大晦日の夜営業は中止のようですが、年納めの鐘は実施されるようです。
前橋厄除大師は、カラフルな御朱印がかわいいと話題になっています。
現在、新型コロナウイルス感染症の影響で、用紙の販売のみとなっています。御朱印集めをしている身としては、目の前で記入してもらえないのは少しさみしいですね。
眺めるだけでも神聖なパワーをもらえそうな仏像から、クスッと笑ってしまいそうなかわいい仏像まで、たくさんの仏像を見られる前橋厄除大師。
今後も仏像パワーをもらいに訪れたいと思います。
前橋厄除大師 蓮花院
住所:群馬県前橋市下増田町1626番地
電話番号:027-266-1243
アクセス:
・電車の場合 JR両毛線「駒形駅」から車で3分(徒歩の場合は30分)
JR両毛線・東武伊勢崎線「伊勢崎駅」から車で10分(徒歩の場合1時間40分)
・自動車の場合 北関東自動車道駒形インターチェンジから車で5分
時間:8:00-16:30
駐車場:200台以上