群馬県民なら誰もが知っている上毛かるたでの「れ」の札で詠まれる「歴史に名高い新田義貞」。学生時代に日本史の教科書で学んだ「新田義貞」は、覚えている方も多いのではないでしょうか?
そんな「新田義貞」という将軍はどんなことを成し遂げた人物か、みなさんご存じですか?今回は「新田義貞の歴史」とともに、「生品神社」についてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!
道沿いに見える、新田義貞像こそが「生品神社」の目印!
「生品神社」をめがけて車で走っていると…ありました!「新田義貞」の像がありました。ひときわ目立つ、そして迫力のある像で圧倒されてしまいました。
こちらの像ですが、1941年に地元小学校の職員と児童が、勤労作業と廃品回収作業の収益金で建てたものでしたが、2010年に銅像が盗まれてしまったのです。なので。この像は2代目のもの。
ちなみに。盗まれてしまった1代目の像は、未だに見つかっていないのだとか。
ここで少し、新田義貞がどんなことをした人物なのかをご紹介します。
新田義貞は、新田氏本宗家7代当主の新田朝氏の嫡男として、当時の上野国と呼ばれていた群馬県に生まれました。新田義貞の生年については、残念ながら資料が残っておらず、明確ではないのですが、おおよそ1300年(正安2年)とされています。
源頼朝が1185年から築いた鎌倉幕府を150年後に打ち倒したとされているのが、新田義貞。
その、発祥の地とされているのが今回紹介している「生品神社」なのです!
木々に囲まれて静寂な雰囲気の「生品神社」へ
「生品神社」は、境内が高い木々に囲まれていて、静寂な雰囲気の神社です。緑色の木に、真っ赤の鳥居がひときわ目立ちます。
では、早速中に入って、参拝してみましょう!
境内の一番奥にある拝殿は、なんとも歴史を感じる建物です。
しっかりと心を込めて参拝してきました。参拝客も少なめなのでとても静かな境内で、落ち着いて参拝することができるのもうれしいですね。
境内を散策していると、拝殿手前に「神代木」というものがありました。
こちらは、新田義貞が挙兵の際に、大中黒の旗をこの木に掲げたとされている木で、後生に伝えるために、大切に保管されています。
こういった、新田義貞にまつわるものが残されているのもうれしいですね!
御朱印やフォトスポット、おみくじなども充実している
「生品神社」の御朱印は、セルフでいただく形式になっています。自ら備え付けの筆を使って、参拝日を記入します。
特徴的な字体で「生品神社」と書かれています。シンプルながらも、手が込んだデザインで御朱印ファンにはたまらない御朱印だと思います。
境内には、神社ではあまり見かけることのないフォトスポットもありました。新田義貞になりきれる顔ハメパネルで、生品神社での参拝の記録を、こういった形で残せるのもうれしいです。
お子さんからも人気の出そうな、イラストのタッチなので、戦隊ものが大好きなお子さんがいらっしゃる方は必見ですよ!
神社に来たら必ずやりたい、「おみくじ」ももちろんありました。
こちらも御朱印同様、セルフ方式で中央の貯金箱におみくじ代をお支払いします。
「やまとみくじ」と「金みくじ」の2種類がありますので、どちらにしようかと迷ってしまいそうですね。思い切って、どちらもやってみるのもおすすめです!
新田義貞挙兵の地「生品神社」についてご紹介しました。新田義貞ファン、そうでない方も、新田義貞像と参拝に訪れてみてはいかがでしょうか?木々に囲まれて、リラックスしながら境内の散策もできますので、リフレッシュしたいときにおすすめのスポットです。
ぜひ、行ってみてくださいね!最後までご覧いただきありがとうございました。
生品神社
住所:群馬県太田市新田市野井町645
電話番号:090-7637-2556
アクセス:東武桐生線「治良門橋駅」より車で約9分
開門時間:24時間
祈祷受付:9:00-17:00
駐車場:有