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広~い敷地にたくさんの古墳が残る前橋市西大室町「大室公園」

レジャー
レジャー公園

子どもが幼い時に何度か行って以来、久しぶりの大室公園。以前から大きな古墳をじっくり観たいと思っていました。古い建造物などを観るのがとても好きなのでドキドキします。

さっそく古墳が見たい!

平日の昼間ですが、意外と人がいます。ウォーキングしたりゆっくり犬の散歩をしたりしている人がいました。

私はというと、さっそく古墳!古墳!と探します。
北の駐車場から、南へ向かうとありました!
こちらは小二子古墳です。

大室公園の古墳は、前方後円墳の大きなものがいくつかあり、とても古墳らしい古墳という感じです。

群馬県は古墳が多いようですが、大室公園や公園周辺の地域では、開発が進む以前はもっとかなりの数の古墳が存在していたそうです。
1500年前(6世紀)には、赤城南麓を代表する豪族の墓がまとまって造られました。また、豪族が住んだと推定される屈柵で固まれた大きな館(梅木遺跡)も発見されました。

古墳をじっくり観ている人もおらず、静かにただ古墳は佇んでいました。それもまたよし。

古くからの自然が残る貴重な公園

古墳の周りには、大きなコナラの木がたくさん生えていました。さすがにこちらは開発されていないため、前橋市の天然記念物にも指定されている大きなコナラを発見できました。迫力を感じます。自然のままに残されていると、こんなにも大きくなるのだと感激しました。

中もみられる後二子古墳

古墳の周りをおそらく人が歩くのでしょう、自然と道の様なものができて草も少なく、歩きやすくなっています。古墳の中も覗きましたが、ちょっと不気味なほど真っ暗です。

雄大な中二子古墳と大きくそびえ立つ松

一番大きな前方後円墳がありました。周りは本当に静かです。そうした中、周りを歩いていると、コツコツコツと聴きなれない音がします。
これは、もしや、、キツツキ?!と思っていたら、いました!写真にとれず、すぐに飛び立ってしまいましたが、コツコツコツの音は何度も聴こえました。キツツキに会えるとは、思っていませんでした。

こちらの古墳のまわりにも、立派な松の木が何本もありました。酸性雨の影響などで、大分北関東の松も枯れてしまっていますが、こんなに立派な松の木がたくさんあるとは感動です。

埴輪がたくさん古墳周辺にあります。これらは地域の小学生やボランティアの方々などによって、手作りされたようです。南の駐車場近くに、写真などが展示されている公園管理事務所があり、当時の様子が写真で残っていました。
地域の皆さんや小学生など、何かとても意気揚々として作成された様子がわかり、当時の活気が伝わってきました。

登ってみたくなる古墳・前二子古墳

こちらの古墳は階段があり、一番上まで登れました。山々が見渡せて、とても新鮮で、よいところだなぁ~としみじみ。

沼もあり、夏に水遊びできるところも

五料沼という沼もあります。ここからみる赤城山は最高です。殆ど邪魔するものがないのです。水鳥などのバードウォッチングにも良さそうです。

小さいお子さん連れでも長い時間楽しめます。遊具もありますし、ゴールデンウィークや夏場などは、じゃぶじゃぶ池で遊べます。

ゆるやかな坂の上から水が流れてきて、広い浅めの水場にたまるので、水着や濡れていい恰好で水遊びが楽しめて子どもも喜びそうです。

長い川のような水辺は大人もワクワクしそうです。屋根があるところが限られている広場なので、テントや日差しを遮るものを持参すると良さそうです。ぜひ足を運んでみてください。

大室公園
住所:群馬県前橋市西大室町2545
アクセス:北関東自動車道 波志江スマートインターより10分、伊勢崎インターより15分、JR両毛線「駒形駅」より車で約15分
TEL:027-268-5370

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