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前橋の穴場!歴史ある藤の名所「須賀の園」

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お出かけするにはとてもいい季節になってきましたね。
4月の桜に続き、5月は藤と春の訪れを楽しむことができます。私はお花見がとても好きなのですが、今年も新型コロナウイルス感染症の影響もあり、満足いくまで桜を楽しむことができなかったので、5月は藤を堪能したいと思います。

そこで今回は、前橋市西片貝町の『須賀の園』に行ってきたのでご紹介します。

前橋にもあった!藤の名所「須賀の園」

関東地方にお住まいの方は、藤の花や藤棚といえば『あしかがフラワーパーク』を連想しますよね。もちろん藤の名所として大変有名ですが、長年前橋市にお住まいの方のなかには、西片貝町の『須賀の園』を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

幸運なことに、私の住んでいる場所からすぐ近くの『須賀の園』。お花見したい!藤が見たい!と口にするたび、「須賀の園が近いんだから歩いて行ってきたらいい」と、母によく言われたものです。

広瀬川沿いのお散歩コースも、春の時期はランニングや犬の散歩などにぎわっており、前橋こども公園まで続いているので、親子連れにも最適なお散歩コースとなっています。

『須賀の園』は、明治42年に元桂萱村長の須賀政助(すがまさすけ)さんが、臨江閣や天野園などから藤を移植し、池の周囲を一周しながら庭園を楽しむ「池泉回遊式」の日本庭園に作り上げたそうです。管理のため有料としていた時期もあったそうで、さながら「あしかがフラワーパーク」のようなにぎわいを見せていたのでしょうね。

長い間休園していたりと、時代の経過とともに縮小していった『須賀の園』を前橋市が買収し、平成16年から都市緑地として保全に力を入れ、現在に至っているようです。

5種類もの藤棚が無料開放

『須賀の園』と書かれた石のある入口から入ると、ノダナガフジがお出迎え。

まさに藤らしい基本的な形をしていて、紫色がうつくしいですね。

5月に入る直前に立ち寄ったので咲き始めということもあってか、引きで見ると少し哀愁を感じます。

つづいて、“口紅”という名前の藤です。

“口紅”はまるで桜のような淡い色合いでとてもかわいらしい藤ですね。

こちらは、ぶどうのようなめずらしい形の花が連なるヤエコクリュウです。

フルーツのなかでブドウが1番好きな私は、ヤエコクリュウを見て真っ先に「おいしそう」と感じました。八重咲でかわいらしい見た目に、ヤエコクリュウというなんともイカツイ名前で大変印象に残りました。

群馬県民にとって駐車場がないところが残念な要因ではありますが、うつくしい藤棚を無料で鑑賞できるのは大きな魅力ですよね!

4月末には「須賀の園 藤まつり」が開催

新型コロナウイルス感染症の影響で、過去2~3年の間は開催中止となっておりますが、2022年は開催の方向で発表されているようです。満開の藤と活気あふれる『須賀の園』を堪能できますね。

普段は駐車場のない『須賀の園』ですが、藤まつり期間中は前橋市保健センターの駐車場が開放されるので、遠方からでも安心してお花見に出かけられますね。

藤の見ごろは4月末~5月上旬頃となっています。5月上旬の休日には、ぜひ前橋市の穴場『須賀の園』を訪れてみてはいかがでしょうか。

須賀の園
住所:群馬県前橋市西片貝町5-22
アクセス:JR両毛線「前橋駅」から車で10分
     関越自動車道 前橋ICから約20分
TEL: 027-225-2116(前橋市公園管理事務所)
休業日:年中無休
開園時間:常時開放
入園料:無料
駐車場:なし

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