太田市は「焼きそばのまち」として有名なのをご存知でしょうか?
太田市の焼きそばは、戦後の高度成長期、太田に出稼ぎに来ていた方たちから持ち込まれたという説があります。
安くてボリュームがあり、汁がないので伸びにくく、いつでも手軽に食べられるところが受け入れられた要因のようです。
また、日本三大焼きそばといわれる、秋田県横手市、静岡県富士宮市、太田市が「三国同麺」を結び、焼きそば界を盛り上げています。
そんな、日本三大焼きそばのひとつである「上州太田焼きそば」。いくつもの名店がある中で、今回は私がよく行く清水家本店をご紹介します。
リーズナブルな価格設定
清水屋本店は創業40年以上の老舗。太田記念病院の近くにあります。
事前に電話注文しておくと到着時間に合わせて用意してくれるので、あまり待たずに買うことができます。
店の前には3台ほどの駐車スペースがありますよ。
昭和レトロな雰囲気の店内でも食べられますが、今回は持ち帰りにしていただきました。
お店に到着した瞬間、香ばしい匂いがして食欲をそそります。
私がお店に到着したのは午前11時で、まだお昼ご飯には早い時間でしたが、3名の男性の方が出来上がるのを待っていました。
家族みんなの分でしょうか、それぞれ大盛りのパックを5つほど買っていました。
焼きそばの量は小盛り、中盛り、大盛り、特盛りが選べて、私が注文したのは中盛り。450円と、とてもリーズナブルなお値段です。
また、自家製あんこが入っていて人気のたい焼きも注文しました。1個200円と、こちらもとてもお手頃価格です。
夏場にはかき氷も注文できますよ。
あっさりとした味の細麺の焼きそば
おうちに帰って、出来立ての焼きそばをいただきます。
パックを開けると、ソースと青のりの良い香りが立ちのぼります。
上州太田焼きそばは濃厚ソースで太麵のイメージが強いのですが、こちらの麺は細麺です。
ソースはあっさりめで、和風っぽさがあります。具はキャベツと紅しょうがと青のりでとてもシンプル。量が多いかも、と思いましたが、あっという間に完食してしまいました。
これで450円とは、コスパが高すぎて驚きます。
具が少し物足りないかも、という方は+50円で肉入りにしてもらえますよ。
自家製のたい焼きもおすすめ
もうひとつ、絶対に食べてみてほしいのはたい焼きです。
ぽっちゃりとした姿のたい焼き。あんこがしっぽまで入っていて、皮がパリッと焼けています。
鯛の形からはみ出ている「バリ」の部分もおいしいんです。
自家製のあんこは粒が程よく残っていて、甘さもちょうどよく本当に絶品!
おやつに毎日食べたくなるおいしさです。
ひと味違う焼きそばを味わってみて
上州太田焼きそばの中でも、ひと味違った魅力を持つ清水家本店。常連客が多く、地元に根付いた人気店です。
普通の焼きそばに飽きてしまった方も、焼きそばがあまり好きでない方も、一度食べたらこちらの焼きそばのファンになるでしょう。
私もまた、必ず焼きそばとたい焼きを食べにいきます!みなさんもぜひ、足を運んでみてくださいね。
清水家本店
住所:群馬県太田市八幡町41-10
アクセス:東武伊勢崎線「太田駅」から徒歩約27分
TEL:0276-26-1209
営業時間:10:00-19:00 (売り切れ次第終了)
定休日:火曜日