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麹のやさしさが体に染み渡る!太田市鳥山中町「喫茶室サロンかぜくら」

カフェ
カフェランチレストラン

みなさんは、麹を使ったおにぎりやお味噌汁を食べたことがありますか?

太田市鳥山中町にある「喫茶室サロン かぜくら」は、明治時代から続く酒蔵の一角をリノベーションした喫茶室です。

レトロな空間でいただけるのは、麹や玄米雑穀を取り入れた体にやさしいお食事やスイーツ。
ホッとする味わいに心まで癒されます。

今回は、地元の方に長く愛される「喫茶室サロン かぜくら」の魅力と、体にやさしい食事を届け続けるご店主の想いをご紹介します。

 

明治時代の酒蔵を活かしたレトロな喫茶室

喫茶室サロン かぜくらは、慶応2年(1866年)創業の今井酒造店が営む喫茶室です。

今井酒造店は、明治30年頃に現在の場所へ移り、この地で酒造りを続けてきました。

喫茶室が誕生したのは2007年。
当時、地域の方がお買い物できる売店として利用されていた酒造会社の一角を改装し、安心・安全に配慮したお食事を楽しめる場所としてオープンしたそうです。

店内へ足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは味わい深い古材の数々。

実はこれらの木材は、敷地内の古い建物を解体した際に出たものを再利用しているのだとか。

壁には酒樽のフタが飾られ、酒蔵の長い歴史を感じます。

今井酒造店の建物は、第3回2013年太田市景観賞の大賞を受賞し、2016年に国登録有形文化財にも認定されました。

今もなお、酒造りの歴史を物語る建物として地域の景観に溶け込んでいます。

「新しいものは作れても、昔のものは作れないですからね」

ご店主のそんな言葉からも、歴史ある建物を大切に受け継いできた想いが伝わってきました。

 

安心・安全に配慮したメニューの数々

かぜくらでは、「私たちの体は毎日食べるものでできている」
という考えを大切にしながら、安心・安全に配慮した食材を取り入れています。

ランチメニューは、
・全粒粉パンのサンドイッチセット(1,200円)
・こだわりおにぎりセット(1,200円)
の2種類で、どちらもサラダとドリンク付きです(※価格は2026年6月現在)。

おにぎりセットのおにぎりは、
・鮭 海苔
・昆布 味噌(自家製)
・梅干し 海苔
・やみつき
・寝かせ玄米(酵素玄米)
の中から2種類選べます。

今回私が選んだのは、「こだわりおにぎりセット」。
おにぎりは、「鮭 海苔」と「昆布 味噌」を選びました。

さらに、セットスイーツ(+300円)とセットドリンクで、
・米粉シフォンケーキ
・フレンチブレンドコーヒー
を選択しました。

スイーツには、国産米粉とこだわりの卵、沖縄産さとうきび糖(元気糖)、植物油を使用しているとのこと。

できる限り添加物を抑え、一つひとつ手作りしているそうです。

 

麹のやさしさが染み渡る、おにぎりランチ


「お待たせしました〜」

やさしい声とともに運ばれてきたのは、彩り豊かなおにぎりプレート。
味噌の香りがふわりと漂い、思わず笑みがこぼれます。

まずは、お味噌汁からいただきます。

塩味は控えめで、麹のやさしい味が口の中にスッと広がるのを感じました。
仕事や家事、育児で疲れた体に染み渡るようなおいしさです。

飲み進めていると、大豆の粒が残っていることに気がつきました。

ご店主に伺うと、味噌も手作りなので、仕込む過程で大豆の粒が残ることがあるそう。

粒を噛むごとに味噌の風味がさらに広がり、手作りならではのおいしさを感じました。

続いて、自家製味噌と昆布のおにぎりをひと口。

味噌の香りが香ばしい……!

昆布との相性も抜群です。

玄米雑穀ご飯はもちもち食感。
噛めば噛むほどにお米本来の甘みが感じられます。

どこか懐かしい味わいに、子どもの頃祖母が作ってくれた味噌おにぎりを思い出しました。

次は、鮭と海苔のおにぎりをいただきます。

塩辛すぎず、やさしい味付け。
海苔の香りがふわっと広がり、ホッとするおいしさでした。

中でも印象的だったのが、塩麹漬けの豆腐。

ひと口食べると、まるでクリームチーズのようななめらかな食感。
豆腐の旨みが凝縮されていて驚きました。

 

米粉シフォンとフレンチプレスコーヒーでホッとひと息


食後は米粉シフォンケーキをいただきました。

添えられていたのはヨーグルトとブルーベリージャム。

ヨーグルトをつけて、さっそくひと口。

シフォンケーキは驚くほどふわふわ!
やさしい甘さで、口の中で軽やかにほどけていきます。

ブルーベリージャムの甘酸っぱさとの相性も抜群でした。

ここで楽しみにしていた、カフェプレスに入ったフレンチブレンドコーヒーをいただきます。

「あぁ、この一杯のために最近がんばっていたのかもしれない。」

そんな気持ちになるほど、肩の力がふっと抜けていくのを感じました。

深煎りながら、後味はすっきり。
カフェプレスならではの、コーヒー本来の豊かな香りや旨みを楽しむことができました。

 

「体に良いものを届けたい」から始まった喫茶室


喫茶室サロンかぜくらが誕生したきっかけは、「体に良いものを届けたい」という想いでした。

ご店主が大切にしているのは、安心・安全に配慮した食材選び。

しかし、「現代の暮らしの中で、すべてを無添加にすることは難しい」とも話します。

だからこそ、取り込んだものを排出することも大切。

そんな考えから、デトックスを意識した玄妙茶や玄米甘酒なども提供しているそうです。

こうした取り組みを続ける中で一番うれしかったのは、コロナ禍でしばらく来られなかった常連さんが、再び足を運んでくれたこと。

期間をおいてもまた来てくれるお客さんの存在が励みになっているといいます。

また、カフェと同じ空間にあるミニギャラリーでは、定期的にミニライブや作品展を開催しているとのこと。
地域の方々が集い、交流する様子を見ることも大きな喜びのひとつなのだそうです。

今後の夢は、「健康に良いお食事を提供し続けること」。

原材料の価格高騰が続く中でも作れるものは作る工夫を続け、体にやさしい食事を届け続けていきたい、と話してくださいました。

明治時代から続く酒蔵の歴史を感じる空間。
麹や玄米雑穀を使った体にやさしい食事。
そして、「健康に良いものを届けたい」というご店主のまっすぐな想い。

喫茶室サロンかぜくらは、忙しい毎日の中でホッと一息つける場所でした。
体にも心にもやさしいランチを楽しみたい方は、ぜひ足を運んでみてください。

 

喫茶室サロン かぜくら
住所:群馬県太田市鳥山中町746-2
アクセス:東武鉄道桐生線「三枚橋駅」から車で約3分(徒歩約9分)
営業時間:11:00-17:00
定休日:月・火・水曜
TEL:0276-22-2680
0120-15-2680
駐車場:あり

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