前橋市東片貝町にある「前橋生鮮食料品総合卸売市場」。ふだんは市場関係者しか縁のない場所に思えますが、実はその敷地の中に一般の人もふらっと入れる食堂があります。
それが、今回ご紹介する「市場食堂」です。海なし県の群馬で、市場ならではの新鮮な魚が驚くほどの安さで食べられると評判のお店。
実際に伺ったら選ぶたのしさと食事のおいしさに大感動!帰り道にはもう「次はいつ行こう」と考えてしまうほどでした。
市場の中の食堂とは思えないにぎわい

私が伺ったのは平日の朝10時過ぎ。市場そのものはすでに片付けムードで、静かな雰囲気でした。ところが、今回紹介する市場食堂の前だけは様子がまるで違います。
駐車場がほとんど埋まっていて、多くのお客さんでにぎわっている様子が伝わってきました。しかも県外ナンバーの車が数台。作業着姿の市場の方らしき常連さんもいれば、地元客のような方、家族連れや若いカップルと、幅広い客層に愛されているのが伝わってきました。
10時過ぎに、これほどの人が集まっているとなると「これは間違いないな♪」と入店前からワクワクしていました。

店内は思っていたよりずっと広く、テーブル席が多く並んでいました。
これぞ食堂!という気取らない雰囲気なので、ひとりでも、家族でも気軽に利用できます。
市場の敷地内にあるので「関係者以外お断りなのでは」と身構えてしまいそうですが、一般の方も利用できるのでご安心を。
自分好みの定食を組み立てる時間がたのしい

市場食堂の最大の魅力は、なんといっても好きな料理を好きなだけ選べるということ。
入口でお盆を取ったら、ずらりと並んだおかずの中から好きなものを自分でピックアップして、最後にレジでお会計をするセルフスタイルです。
学食や社食に近いイメージですが、並んでいるのが市場仕込みの海鮮料理なので海鮮好きはテンションが上がること間違いなし!

お刺身が400円、小鉢が200円といった具合に、一品ごとに値段が決まっています。
この方式だと定食のセット内容に妥協しなくていいので、「あれも食べたい」「これも食べたい」といった、その日、その時に食べたいものだけを組み合わせられるんです……!

小鉢のバリエーションも豊富で、明太子、味付けもずく、チャンジャなど、見ているだけでごはんが恋しくなってしまうようなラインナップ。
揚げ物のコーナーではエビフライやイカフライなどが並び、厨房からは次々と揚げたてが運ばれてきて、そのたびに「あれも気になる」と目移りしてしまいます。
ごはんは「ふつう・半ライス・ミニ」の3サイズから選べるのもうれしいポイント。
私はミニにしましたが、150円でお茶碗一杯分は軽くありました。ちなみに、一緒に行った主人がふつう盛りを注文していたのですが、お茶碗3杯分は軽くありそうなボリューム。
がっつり食べたい方にはうれしいサービスですね!。私はミニでも、お腹いっぱいでした。)しかもライスはお味噌汁付き!
1050円でボリューム満点の焼き魚定食が完成!

私が選んだのは、マグロのカマ焼き(700円)と魚卵・白子の煮付け(200円)、そしてミニごはん(150円)。これでなんと1050円です。この内容でこの価格は「コスパ良すぎ!」を通り越して信じられないです。
カマ焼きは大根おろし付きで、塩加減がちょうどよく、脂ののったマグロの旨みがしっかり感じられました。カマというと骨が多くて食べにくい印象があるかもしれませんが、このカマ焼きは、とにかく可食部が多くて食べ応えが抜群!
ほろりとほぐれる身を大根おろしと一緒に食べるのが最高でした。
魚卵と白子の煮付けは、ねっとりとした白子とぷちぷちした魚卵の食感の違いがたのしく、甘辛い味付けでごはんが進みます。

主人が選んだのは、カツオのお刺身とアジフライ、エビフライ。
お刺身は身の色ツヤからして新鮮さがわかり、口に入れると鮮度の良さが抜群に感じられました。
やはり、市場の中という立地は伊達じゃないですね♪エビフライとアジフライもサクサク、フワフワでとてもおいしかったです。
結局、食べたかったのに選びきれなかったおかずがたくさんあったので、「また行かなくては……!」と再訪確定。営業は朝6時から13時半なので、早起きした日の朝ごはんやブランチにもピッタリです。
曜日によって開店時間が変わることもあるようなので、訪問前に確認しておくと確実ですよ。
前橋で「安くておいしい海鮮を、好きなだけ食べたい!」と思ったら、ぜひ市場食堂へ足を運んでみてください。
市場食堂
住所:群馬県前橋市東片貝町398(前橋生鮮食料品総合卸売市場内)
アクセス:上信電鉄「上泉駅」から徒歩約15分
TEL:027-261-1289
営業時間:6:00-13:30
定休日:日曜・祝日・水曜 ※その他市場カレンダーに準ずる
駐車場:あり



