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200段以上の石段をのぼった先にある神社!太田市の暮らしに寄り添う「高山神社」

お寺・神社
お寺・神社レジャー

太田市の天神山山頂にある神社が高山神社です。
1873年に創建された比較的新しい神社で、高山彦九郎を祭神として祀っています。

2022年からはじめたイラスト入りの御朱印は高い人気です。県外からも御朱印を求めて多くの参拝客が訪れていました。
今回は、高山神社をご紹介します。

天空へと続く階段をのぼる

高山神社の拝殿へと続く参道の入り口には、大きな灯篭と山頂へ続く階段があります。
山頂までの階段は200段以上。

地域の人々や運動部の学生が健脚のため、上り下りしている姿がよく見られます。
秋には色づいた紅葉がとてもキレイです。

階段を進んでいくと鳥居が見えてきました。

鳥居の先には、開けた空間が広がります。
右手は手水舎、左手には社務所です。
手水舎は、季節の花々で彩られていました。

御朱印をいただく場合には、社務所で受付します。
ただし、社務所が閉まっている日もあるので、事前に御朱印対応日をチェックしておきましょう!

手水舎の近くには、さまざまな記念碑や石碑もありました。
高山神社が由緒ある神社だと伝わってきます。

日露戦役記念碑もありました。

社務所の先に、更なる階段が続いています。
まるで天空に続く階段のようで、幻想的な風景です。

階段を進むと、もう一つ鳥居が現れます。鳥居をくぐった先が、拝殿です。
最後の鳥居まで、200段以上の階段をのぼります。確かに足腰が鍛えられて、日々のトレーニングにぴったりですね!

大火で失われた山頂に建つ拝殿

山頂にたどり着くと、大きな敷地の中央に建っている拝殿が現れます。
敷地の広さと拝殿の大きさに違和感を覚えますが、こちらは仮拝殿です。

高山神社の拝殿と本殿は、残念ながら2014年に放火により約250㎡が全焼。
2019年に仮拝殿が建立されました。

仮拝殿は、宮大工として黄綬褒章を受賞された生方英雄氏が「再建の気運が高まれば」と寄付した神明づくりのお宮を利用しています。

覆い屋根の支柱は、業火の中、奇跡的に燃えずに残った旧社殿の柱です。

拝殿周辺には、焼失した拝殿と本殿の跡が残っています。
本殿の基礎だけの様子は、なかなか見られない姿ですね。

現在でも、痛ましく焼け焦げた跡や煤が見られます。

旧本殿の基礎に立てかけられていたこちら。
旧本田の鬼紋や破風拝紋を間近で見られます。

高山神社は、再建に向けて活動を開始しています。
新社殿を寄付とクラウドファンディングで再建予定です。

新社殿の設計は、新国立競技場を設計した隈研吾氏によりおこなわれます。
ボランティアの募集も行っているので、興味がある方はぜひホームページをご覧ください。

四季折々の姿を楽しむ

高山神社では、春はさくら、秋は紅葉を楽しめます。
地元の人々は、四季折々の姿を眺めながら、階段を上り下り。

風景を楽しみつつ、健脚を維持しています。

山頂から見下ろすと、200段以上ある階段に驚きますが、上っているときは非常に気持ちがよいです。
春の季節では、清涼とした雰囲気の中、ゆったりと身体を動かせます。

参道の入り口に植えられた立派なさくらの木がキレイでした。
存在感があり、これから特別な空間を訪れるのだなと感じます。

御朱印も魅力的!再建を応援したい高山神社

今回は、高山神社をご紹介しました。
2014年に放火によって失われてしまった拝殿と本殿。
ですが、再建に向けて、一歩ずつ歩みを進めています。

再建に向けた活動の一環として始めた御朱印も人気が高く、私も応援したい気持ちでいっぱいです。
仮拝殿や焼けてしまった現在の姿は、今しか見られないため、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!

高山神社
住所:群馬県太田市本町48-32
アクセス:東武伊勢崎線「太田駅」から徒歩で約15分
電話番号:0276-22-3055
開門時間:24時間
御朱印受付時間:10:00~15:00
※お休みの日や時間変更になる日もあります

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