暑い夏、おうちで揚げ物をするのは気がひけますよね。でもたまには、おいしい揚げ物がたべたくなります。そういえば最近、豚かつを食べていないなと思い、以前からうわさに聞いていた豚かつ屋さんへ行ってみました。雰囲気、接客、お味すべてがとてもステキなお店でしたのでご紹介します。
大通りから離れた知る人ぞ知る名店
前橋の豚かつの名店「かつ政」は、前橋市大友町の静かな住宅街にお店をかまえています。教えてもらった住所をたよりにナビを見ながら行ってみました。いつも通っている県道から住宅街に入ったところにお店はありました。たまたま通りかかってお店を見つけるのは難しい場所で、知る人ぞ知る名店のたたずまいで期待が高まります。
店内は落ち着いた照明とピアノ曲のBGMが流れていて、木のぬくもりを感じるとてもステキな内装です。豚かつのお店とは思えないとてもシックな雰囲気がただよっています。ひとりでしたのでカウンター席に案内されました。こぢんまりとしたお店ですがカウンターのほかに座敷席、テーブル席が用意されています。
コスパ最高のロースかつ定食
ランチメニューは定食がずらりと並んでいます。定番のロースかつやヒレかつのほかにポークソテーやしょうが焼きなど揚げ物以外のメニューも取りそろえています。ランチメニューの定食はごはんとキャベツそれぞれ1回おかわりができます。さらに食後にはコーヒーがついています。エビフライとヒレかつの“海老ヒレ定食”もとても気になりましたが、今回は初めての訪問なので定番の“ロースかつA定食”を注文しました。
カウンター席なので「ジュージュー」と豚かつを揚げているおいしそうな音と、香ばしいかおりがただよってきて食欲がわいてきます。かつがあがるとすかさず「ザクザク」とカットする音も聞こえてきて待ちきれません。ついにお待ちかねの“ロースかつA定食”が運ばれてきました。見るからにサックサクの衣をまとったロースかつにふわふわの千切りキャベツがそえられています。
まずは何もつけずにかつをひとくち。サックサクの衣と肉汁が口の中に広がります。豚肉がとにかく甘くて、何もつけなくてもとてもおいしい!衣はまったく油っぽさがなく、さっぱりしていてお肉の味を引きたてています。ロース特有の脂身も甘くてさっぱりとして絶妙です。
その後はソースとからしをつけたり、レモンを絞って塩をふって食べたりといろいろな味つけで楽しみました。「かつ政」のソースは辛口でさっぱりしていて甘みのつよい豚肉との相性は抜群です。私は、レモンと塩で食べるのがあっさりしてお肉本来の味を楽しめて一番好きでした。ご飯の炊き加減も、キャベツのふんわり感も最高です。いりこの出汁のきいたおみそ汁、ちょうどよい塩味の糠漬けも全てが完璧であっという間に完食しました。
とてもよいタイミングで食後のアイスコーヒーが運ばれてきました。ほんのり微糖でよく冷えたアイスコーヒーは食後にぴったりでほっとします。全てがおいしくておなかも心も大満足で幸せです。
前橋の「かつ政」で絶品の豚かつを味わおう!
前橋の豚かつの名店「かつ政」は、お肉本来のうまみを感じられる絶品の豚かつが自慢のお店です。コスパもよく落ち着いた雰囲気の中、食事が楽しめます。地元で愛される名店で絶品の豚かつをぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
かつ政
住所:群馬県前橋市大友町1丁目18-9
電話:027-253-7059
営業時間:11:30~14:00 17:00~20:30
定休日:月曜日
アクセス:JR両毛線、上越線、吾妻線「新前橋駅」より車8分