みなさんは、体がぽかぽか温まるようなランチを食べたくなることはありませんか?
太田市大原町に、旬の野菜をたっぷり使った薬膳スープカレーが味わえる人気カフェがあります。
それが「CAFE JUAN(カフェ ジュアン)」です。
ごろごろ入った彩り豊かな野菜に、体の芯から温まるやさしいスープカレー。
さらに、食後にはサイフォン式で丁寧に淹れた香り高いコーヒーも楽しめます。
今回は、多くのお客さんに愛される理由と、薬膳スープカレーに込められた店主の想いをご紹介します。
白壁とオレンジ屋根が目を引く、おしゃれな一軒家風カフェ

大原町の大間々世良田線を北へ進むと見えてくる、「Cafe Juan」と書かれた一軒家風カフェ。
白壁にオレンジ色の屋根が印象的で、思わず目を引くおしゃれな外観です。

入り口には植物や花が飾られており、どこかホッとするようなやさしい空気が漂っていました。

まるで誰かの自宅に招かれたような、あたたかさを感じながら店内へ。
カレーの香りに包まれる、アットホームで心地よい店内

この日は午前中の仕事を終え、お腹ペコペコの状態で来店。
店内へ入った瞬間、ふわっと漂うカレーの香りに、一気にお腹が空いてきました。

店内にはおしゃれなテーブルやかわいらしいディスプレイが並び、心地よい空間。

居心地のよさもあり、ゆっくり過ごしたくなる雰囲気でした。

メニューには、和漢膳スープカレー(1,210円)や焼きナポリタン(880円)

和風ボロネーゼ(880円)やホットサンドイッチ(770円)もありました。

デザートも、茶々あんみつ(660円)やケーキ(550円)、コーヒーゼリー(550円)など種類豊富。
今回は、和漢膳スープカレーを注文しました。
十六穀米をお願いしようとしましたが、13時半過ぎの来店時には人気で、残念ながらすでに完売。
そこで今回はパンを選択し、ドリンクセット(+220円)で食後にサイフォンコーヒー、
デザートには「珈琲と栗のモンブラン」もお願いしました。
旬野菜がごろごろ!体がぽかぽか温まる和漢膳スープカレー

「お待たせしましたー!」
その声とともに運ばれてきた和漢膳スープカレーは、グツグツと音を立てながら湯気をまとっています。
カレーの香ばしいかおりに、期待がさらに高まりました。

スープカレーには、さつまいも、にんじん、かぼちゃ、大根、オクラ、きのこ、ピーマン、パプリカ、なす、手羽元など具材がたっぷり。
野菜はどれも大きめにカットされています。
店主に伺うと、その季節ごとの旬野菜を取り入れているとのこと。

さっそくスープをひと口いただきます。
甘い……!
スパイスが強すぎず、辛さは控えめ。
クセのないやさしい味わいで、食材の旨みとコクが口の中に広がります。
店主によると、臭みやクセが強くなりすぎると人によって好き嫌いが出るため、薬膳を入れつつも陳皮(みかんの皮)などを加え、できるだけ爽やかに仕上げているそうです。
にんにくや生姜が入っていることもあり、食べ進めていくうちに体がじんわり温まっていくのがわかりました。

ここでパンをスープに浸していただきます。
もちもち食感のパンにスープがじゅわっと染み込み、相性抜群でおいしい!

また、副菜も充実していました。
大根やにんじん、しめじ、筍の細煮は、やさしい味付けでホッと落ち着くおいしさです。

パスタの副菜も塩気のバランスが絶妙……!
副菜のレシピも店主が自ら考案しているそうで、細かなところまで手間がかけられているのを感じました。

気がつけば、あっという間に完食。
最近少し疲れ気味だった体に、スタミナをもらえたような気がしました。
雑味のない香り高いサイフォンコーヒーとデザート

食後にいただいたのは、サイフォンで丁寧に淹れられたコーヒーです。

おしゃれなカップに注がれたコーヒーをひと口。
驚くほど雑味がない……!
香りが高く、すっきりとした後味は、カレーの余韻に浸るひとときにぴったりです。
さらに、コーヒーに添えられていたナッツにもひと工夫がありました。
しっとりとやわらかい食感で食べやすい……。
店主によると、「高齢の方でも食べやすい」という視点を大切にしているとのこと。
細かな部分にも、お客様への配慮が感じられました。

次にいただいたのは、「珈琲と栗のモンブラン」。
濃厚なマロンクリームとコーヒースポンジのバランスが絶妙です。
ほどよい甘さで、コーヒーとの相性も抜群でした。
訪問ヘルパーの経験を活かし、始めた店主の想い

店主は、もともと訪問ヘルパーとして働いていました。
利用者さんのお宅では、冷蔵庫にある食材を使って料理を作ることも多かったそうです。
その経験から、「相手にとって食べやすいこと」を大切にする視点が自然と培われたのだとか。
会社員だった旦那様が亡くなったことをきっかけに、「少しでも体に良いものを届けたい」という想いが芽生えたといいます。

その後、訪問ヘルパーを辞めてから約4年間修行。
サイフォン式コーヒーを学ぶためコーヒー店で働きながら、
国際薬膳食育師の資格を取得し、洋食店でも経験を積んだそうです。

そして2019年に「CAFE JUAN」をオープン。
しかし開店後まもなく、コロナ禍が直撃。
苦しい時期もあったそうですが、
「うちはお客さんが素晴らしいんです。常連さんも本当にステキな方ばかりで、支えられています。」
と笑顔で話してくださいました。
「やれるだけやる!」店主が描くこれから

そんな店主の今後の夢は、「やれるだけやること」。
スープカレーは温度管理が難しく、提供直前まで煮込み続ける必要があるため、仕込みにも手間がかかるそうです。
完売後は営業を終え、翌日の仕込みに入ることもあるのだとか。
「今60歳なんですよー。あと10年は頑張りたい!」
日々丁寧に仕込みを重ねながら、お店を長く続けたいという店主の想いに触れ、心があたたかくなりました。
旬野菜たっぷりの薬膳スープカレーと、雑味のないサイフォンコーヒー。
やさしい味の奥に、店主の想いまで感じられる「CAFE JUAN」。
大原町で、心も体も温まるランチを味わってみてはいかがでしょうか。
CAFE JUAN
住所:群馬県太田市大原町1166-8
アクセス:東武鉄道桐生線「藪塚駅」から車で約9分
営業時間:11:00-20:00(ラストオーダー19:00 ※カレー完売次第営業終了)
定休日:月曜・木曜・不定休あり
TEL:0277-66-9009
駐車場:あり(約5台)
※定休日など詳しい情報はInstagramからご確認ください



